文献・情報の探し方(6)
インターネット【演習】
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2017度 秋学期 図書館活用法 生田 第13講
2018年1月12日(金) 4 時限
コーディネーター :理工部 菅 啓次郎 角 祐二郎 ( 図書館総務事務室 )
目次
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インターネットのおさらい
図書館目録検索とインターネット検索
検索エンジンを使いこなす
インターネット上の情報の利用
小テスト / リアクションペーパー
インターネットのおさらい
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小さなネットワークをつなぎ合わせた集合体のこと
ドメインについて
巨大に成長した
TCP/IPという共通ルールによって個々のネットワークがつながる
ネットワークに参加するのは自由 / 全体を管理する組織はない
現在は様々なサービスのプラットホーム
履修登録、就職活動、インターネットショッピングなど
基本的にはつねに利用者責任
インターネットのコンテンツにも著作権はある。
自由だが無法ではない。
図書館目録検索とインターネット検索 相互の違いを理解する
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検索エンジン 目録検索
目的 インターネット上の情報の収集・検索・公開
資料の所在情報と書誌情報の提供
検索対象 1次情報+2次情報 2次情報(目録情報)
データ量 大量 少量
正規化 サジェスト機能で対応 あり
結果表示 独自ランクによる データの要素ごと
長所 短所
検索エンジン
図書館
時間と距離の制約 からの開放
コンテンツの質のバラツキ
コンテンツの質の 保障
時間と距離の制約
検索エンジンと図書館は本来,相互補完の関係にある。
図書館目録検索とインターネット検索 相互の違いを理解する2
検索エンジンの基礎
各種エンジンの比較
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「小学校 英語教育」について,下の検索エンジンを使って調べる
1. Google → https://www.google.co.jp/
2. Bing → https://www.bing.com/
3. Yahoo!JAPAN → https://www.yahoo.co.jp/
検索結果の違いに注目
各検索エンジンの検索結果の内容や表示は何が違うのか?
各検索エンジンの検索結果の共通する特徴は?
学術情報として利用可能な情報をどのように見分けるか?
検索エンジンの結果だけで充分か?
実習
結果と考察
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検索エンジンは定期的にサイトを自動検索してコンテンツを蓄積
Yahoo!JAPANとGoogleでは表示順位が異なる。(Yahoo!独自の判断が入る)
検索結果の1ページ目に表示されない情報は無いものと同じ。 SEO(検索エンジン最適化 :Search Engine Optimization )と呼ばれる、商業的な目的で意図的に検索順位を上げようとすることもある。
Google 言わずと知れた世界トップシェアの検索エンジンサイト
bing マイクロソフトが提供する検索エンジン
Yahoo!JAPAN 日本最大のポータルサイト(検索エンジンはGoogle)
検索エンジンの基礎
検索エンジンの情報評価の仕組み
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検索エンジン
検索語 クリックされたページ
ページ内の情報
ページからのリンク
情報評価
評価結果
評価結果
評価結果
評価結果
膨大な情報から関連性を分析し、
情報を評価する集合知
検索エンジンのシェア
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Google 67.38%
Yahoo! 27.18%
Bing 4.69%
Baidu 0.51%
DuckDuckGo 0.07%
検索エンジンを使いこなす
Google編
検索演算子 - 検索除外 AAA -BBB OR検索 A OR B 「ORは大文字」
便利機能 スペルチェック機能 文字正規化(大文字小文字、句読点、記号) 数値範囲(予算) 100..200円 通貨換算、荷物配達状況
実習
検索エンジンを使いこなす Google編
検索コマンド site: サイト内検索 Cache: キャッシュ検索 Filetype: ファイル指定検索
pdf, doc, xls, ppt, txt
〝 〝 フレーズ検索 完全一致 Weather: 天気予報 乗り換え検索 電卓機能 郵便番号 Related: 関連ページ検索
インターネット上の情報の利用 利用の基礎
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インターネット上の情報の信頼度はまちまち。自らの責任で評価する必要がある。
執筆者や公開ドメインの確認。出版資料による裏づけは不可欠
レポートの参考文献とする場合には,必ずその情報の信頼性を確認する
利用する場合には,URLと最終アクセス日を必ず明記すること
インターネット上の情報にも著作権はある。コピー&ペーストは厳禁
インターネット上の情報の寿命は短い。重要な情報源は保存しておく
URLの保存ではなく,テキスト全体の保存が必要
アーカイブサイトを利用する
オンラインジャーナルや電子化された論文,電子ブックは検索エンジンにヒット
しない場合も多い。インターネット情報へのアクセスポイントを把握しておく。
インターネット上の情報の利用 情報の発信もとを確認する
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引用元として利用可能なサイトはどちらか?
全く同じタイトル、同じ記事内容だが。
インターネット上の情報の利用 情報の正確性を判断する
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ウェブ上の情報はいつも正確?
インターネット上の情報の利用 WayBackMachine – Internet archive
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インターネット上のデータを履歴を含めてアーカイビングするプロジェクト
実習
http://archive.org/web/
URLを入れて検索してみる。過去のサイトが見られる。
すでに消えてしまった情報もURLが分かっていれば,検索可能
著作権者が非公開とした情報を利用する場合には,注意が必要
インターネット上から削除されても著作権は残っている。
著作権者の見せない権利を常に尊重すること
すでにオリジナルが見えないことを必ず明記すること
オンラインジャーナルとは
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出版された雑誌の全文を提供するサービス
最近は,オンラインでしか刊行されないものもある。特に欧米の出版物
現時点では欧米が中心。日本も商業誌・学会誌共に増加中
CiNiiについて前講で学習済み。
明治大学では有料サイトと契約し,大学在籍者へのサービスを行なっている。
ほとんどのオンラインジャーナルは,検索機能がついている。
最新号だけはしばらく公開が遅くなるなどの制約も一部にはある。
検索エンジンとの比較。どのような場合に使うと効果的か?
インターネット上の情報の利用
オンラインジャーナルを使う
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日経記事検索サービス
http://bizboard.nikkeibp.co.jp/daigaku/ 1. 「小学校 英語教育」をキーワードとして
2. 検索エンジンとの検索結果の違いを比較する。
3. 必要な情報が手に入ったか?
ソースがしっかりと判明しているから安心
自分で購入する必要もなし。最新号も比較的早く読める → 物流なし
ただし,大学契約なので,自宅からはVPN接続が必要
実習 インターネット上の情報の利用
○ 機関リポジトリを使う
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明治大学学術成果リポジトリ
https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/ 図書館HPからアクセス可能
1. 先生の名前で検索してみる
2. 自分の学部のコミュニティでどんな雑誌が読めるか
紀要-所属学部
3. 気になるキーワードで検索して論文本文を確認してみる
実習 インターネット上の情報の利用
次回予告
第14講 まとめと総合テスト
なお,本日利用した教材は図書館HPに公開されます。
http://www.lib.meiji.ac.jp/howto/application/2017.html