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平敷ゼミ紹介 - University of the Ryukyusw3.u-ryukyu.ac.jp/keiei/2006.pdf ·...

Date post: 24-May-2020
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ゼミ 営学演 I II 399400 オフィスアワー: 130230200300 Tel & Fax 8958236 617 E-mail[email protected] [email protected] :( い・ 案により変 あり が、 り。) ① マーケティング をベースに、 トレンド・ からマーケティングを学 ② 多 から ・意 による およびプレゼン につける に、 による を学 。(「 営そ あり、「 をマーケティングする って学ん らいたい。) 題:① して 3 スピーチを においた ゼミ 。) し、ゼミ活 案を する。 、各 プレ ゼン、ディベート、他大学 ゼミ して、 ・コミュニケーション る。 17 ゼミ キャリアセンター 「お題フェア」 1 する。( テキスト 。) 17 3 2 マーケティング・ ジネス ゼミ 違い、 あるこ に、 による および によって学 める。 にゼミ テキストおよび (マーケティング にしたテキストを するこ ある)を し、 かたち して し、それに対する によってマーケティング にそ を学 ゼミ 3 4 による学 る。(34 ゼミに るこ ある。) テーマ・トレンド( )テーマを し、各 あるい グループ レポートにま める い、 する。 トレンド・ について 、各 ・各グループ する。( から する ある。) について から をすすめるが、① 、② 題・ 、③ めて する する。( お、マーケティング アプロー される。) あるい 題を、 レポート にかえるこ ある。 テスト ありません。演 く、 あるこ にし、 について する。 おゼミ した されま せん。 ゼミ ありうるこ から、 営学演 III 2 コマ れるように 割を して らいたい。 お「マーケティング して している む) する。( 45 ります。
Transcript

平敷ゼミ紹介

科目名: 経営学演習 I ・II 科目番号:経営 399・400 担当者: 平敷徹男 オフィスアワー:火曜日 1:30~2:30、 木曜日 2:00~3:00 連絡先: Tel & Fax 895―8236 (研究室 法文 617) E-mail: [email protected][email protected] 【授業内容】:(話し合い・提案により変更はあり得るが、基本的な活動内容は下記の通り。) ① マーケティングの基本的考え方をベースに、企業訪問・最新トレンド・事例研究を通じ

て実践的視点からマーケティングを学ぶ。 ② 多様な視点からの議論・意見交換による相互学習およびプレゼンの方法を身につけると同時に、実務視点による経営的発想を学ぶ。(「人生は経営そのもの」であり、「自分自身をマーケティングする」視点をもって学んでもらいたい。)

(具体的課題:①自分表現練習の一環として 3分間スピーチを毎時間実施、 ②現場経営者の声を聞く機会と同時に就職活動も念頭においた企業訪問実施とその成果のゼミでの発表。)

③ 自主的活動を重視し、ゼミ活動の積極的提案を歓迎する。懸賞論文への応募、各種プレゼン、ディベート、他大学との合同ゼミ等を通して、発表・交渉・コミュニケーション能力の向上を図る。

(17年度ゼミ生自主活動実績:県キャリアセンター主催「お題フェア」参加等) ④ 年間で最低でも 1つの資格の取得を目標とする。(資格試験用テキストの輪読の実施。) (17年度実績:販売士 3級取得、2月はマーケティング・ビジネス実務検定受験予定) ゼミは講義と違い、主体的・相互学習の場であることを前提に、輪番制による発表および討論によって学習を進める。特にゼミ前半では、標準的なテキストおよび文献(マーケティング関連の資格受験を前提にしたテキストを利用することもある)を利用し、輪読のかたちで受講学生が担当して発表し、それに対する質疑・討論によってマーケティングの基本的考え方と同時にその応用事例を学ぶ。 ゼミ前半は 3年次・4年次とも文献中心の輪読・発表・討論による学習が中心となる。(3・4年次合同ゼミになることもある。)後半は特定の研究テーマ・トレンド(事例)テーマを設定し、各自あるいはグループ単位でレポートにまとめると同時に発表を行い、全員で議論する。 最新トレンド・事例については、各自・各グループで準備する。(担当教官から討論事例を

準備する場合もある。)事例については、理論と実務視点から議論をすすめるが、①現状分析・評価、②課題・問題点の発見、③課題の解決策提案等を含めて発言を準備するものとする。(なお、マーケティング視点では、市場環境との適応、標的市場の明確化、標的市場へのアプローチ方法の妥当性なども考慮される。) あるいは、上記課題を、企業訪問レポートにかえることもある。 【評価】 テストはありません。演習は講義の時間ではなく、相互学習の場であることを前提にし、評価についても受講者の積極的な議論への参加の程度を重視する。 注:出席は必須、なおゼミ時間での討論への参加がない場合は出席したものと見なされま

せん。 【履修条件】 合同ゼミもありうることから、経営学演習 I・IIの 2コマ連続でとれるように時間割を工夫してもらいたい。なお「マーケティング管理論」の受講者(並行して受講している者を含む)を優先する。(開講時間は火曜日の 4・5時限となります。

知念肇ゼミ 紹介

-三年次用-

開講時間:火曜日 7限

ゼミの狙い

現代ビジネスにおける現場感覚と高度なマーケティング思考を身に付けてもらう。

専門知識として、担当教員の研究するサプライチェーン・マネジメントの概念を理解

するようにゼミは進められる。

ゼミの進め方

前期…講師が用意した教材をもとに進める。ディスカッション方式

後期…個人研究を持ち寄った発表を中心におこなう

発表とレポート

本やインターネットから写したものは不可。実際に現場(例えば街や店舗)に出かけ、

自分の感じた問題点等をまとめてもらう。

評価

発表内容と、ゼミにおける発言等をもとに評価する。

ゼミ参加希望者は、下記メールアドレスまで必ず連絡して下さい。質問もメールにて受

け付けます。

連絡先:[email protected]

研究室:法文624研究室

與那原ゼミ(ゼミ説明会用資料)

與那原ゼミ(経営学演習Ⅰ・Ⅱ)について

與那原ゼミでは、①経営戦略に関する基礎理論をきちんと修得すること(3 年次)、そして②

学んだ基礎理論を実際に活用していく応用力を育成すること(4 年次)、の二つを基本目標とし

ています。そのため3年次の演習Ⅰでは、経営戦略に関する代表的なテキスト(次年度は、伊丹

敬之著『経営戦略の論理(第3版)』日本経済新聞社 2003年 を使用する予定です)の輪読を通

じて、「高い成果を上げる経営戦略とはどのようなものか」についての理解を深めてもらいたい

と考えています。

具体的な演習の進め方として、毎回、司会(コメンテーターも兼ねる)と報告者、そして書記

を割り当てます。演習は司会と報告者の2人を中心に進められ、報告終了後にその内容について

検討したうえで、全員参加型のディスカッションを行います。なお、報告者には当日のディスカ

ッションをふまえて修正したレジュメを、そして書記には当日のディスカッション内容を整理し

た書記録を、それぞれゼミのホームページに掲載してもらうことになります。

以上が演習Ⅰの概要ですが、3年次のゼミ生には、遅くとも、後期末までに演習Ⅱで取り組む

研究テーマを確定しておくようお願いしています。

そして演習Ⅱでは各自が設定したテーマごとにゼミ論文の作成指導を行います。論文作成は個

人で取り組んでもよいし、グループでもOKです。いずれにせよ、演習の際にそれぞれの研究テ

ーマについて報告してもらい、ディスカッションを重ねることによって内容を深め、ゼミ論文の

作成につなげていきたいと思います。

また毎年夏休みに3・4年次合同のゼミ合宿(2泊3日)を実施しており、そこでゼミ論文の

中間報告会を開催しています。ですから、4年次には、それまでに論文の骨子を報告できるよう

にしておいてもらいます。

なお、今年度のゼミ生(4年次)は、3年次で学んだ経営戦略論の知識をベースに、業界分析

(航空業界、ホテル業界など)や成功企業ないし成功ベンチャー企業の競争優位の源泉について

の研究をテーマに掲げ、真剣に論文作成に取り組んでおり、まもなく完成する予定です(もちろ

ん論文完成後は、最終報告会を開催します)。こうして完成した各自の論文は製本し、卒業式に

配布することになりますが、それは必ず一生の宝物となるはずです。

與那原ゼミは「よく学び、よく遊ぶ」をモットーにしていますので、それに賛同できる者、す

なわち、研究意欲旺盛で、ゼミ単位の諸活動に積極的に参加できる学生諸君を歓迎します。

與那原ゼミについてもっと知ってもらうために、ゼミ在籍の学生諸君からわがゼミについて紹

介してもらいましたので、次ページ以降もご覧いただけると幸いです。

ゼミ在籍者による與那原ゼミ紹介

私の所属する與那原ゼミは、主に経営戦略論を学ぶゼミです。まず、三年次ではテキストの輪読をおこ

ないます。毎回、発表者と司会者をきめ、発表者は割り当てられた内容についてレジュメにし、説明しま

す。そして、その中で出てきた疑問点などを、ゼミ生みんなで話し合い、テキストの理解を深めていきま

す。話し合いも、飲み物やお菓子を食べながら進められ、とてもアットホームな雰囲気です。

4年次では今まで学んだことをふまえ、各自でテーマを決めゼミ論の作成を行なっています。ゼミ論を

書くことで、大学生活での集大成をかたちとして残すことができ、今後の将来においてもきっと役に立つ

のではと感じています。

また、與那原先生も、1 人ひとりにとても熱心に指導してくれます。勉強以外でも、飲み会やビーチパ

ーティなどのイベントやゼミのOB、OGの先輩方とも交流する機会もあり、とても充実したゼミ生活が

送れると思います。経営戦略に少しでも興味のある方は、ぜひ與那原ゼミへ来て下さい☆ (4 年次 田

仲祥子)

私たち與那原ゼミは経営戦略を中心に学んでいます。ゼミは、その週の担当する人が作ったレジュメで

進められていきます。みんな真剣に考えて質問も活発に飛び交う中、お菓子をつまみながらの和気あいあ

いとした雰囲気です。また、飲み会も多く、それを通して親睦を深めたり、ゼミのOBとの交流会もある

ので進路を考えるいいきっかけにもなります。経営戦略に興味のある人は、ぜひ與那原ゼミにきてくださ

い!!

(4年次 宮平麻生)

與那原ゼミは、三年次はテキストの読み合せを行ないます。毎週リポーターを決めて発表を行い、一年

間で一冊の教科書に取り組みます。そこから四年次は各自ゼミ論のテーマを選定し、一年間かけて論文を

作成します。先生のお人柄もあって自由な雰囲気で勉強しています。ゼミ見学でわたしも選びましたので、

ぜひ一度見学しに来てみてください。戦略論でがんばりたいひとにオススメです(4年次 鈴木弥生)

僕たち與那原ゼミでは毎週あるテーマについて勉強をします。今まではリーダーシップやモチベーショ

ン、市場ポジショニング視角や資源ベース視角等の勉強をしました。各分野興味深く、奥深くまで学ぶこ

とが出来ます。ゼミの時間以外にも、交流会などもたくさんあります。二次会に参加すれば、特別に與那

原先生お得意の Mr.Children「抱きしめたい」を聞くことができます(笑)皆仲がよく、和気あいあいとし

ています。「よく学び、よく遊ぶ」という言葉が良く似合うゼミです(3年次 野口芳樹)

與那原ゼミでは、経営戦略について学びます。企業の競争戦略、競争優位の獲得・持続など、経営戦略

に興味のある人にはお勧めのゼミです。ゼミ中には、お菓子やジュースがあるので、和やかな雰囲気で過

ごせます。また、合宿、ボウリング、BBQなど1年を通してイベントが沢山あります。4年次にはゼミ

論があり、大学生活の集大成となると思います(4年次 宜野座嗣浩)

3年次では主に、経営戦略についてのテキストの輪読をし、4年次ではゼミ論(卒論)を作り上げてい

くのが與那原ゼミのスタイルです。3年次でのテキストの輪読は、単純に、自分の担当箇所について調べ

て発表しあうというわけではなく、質疑応答やディスカッションを通じて理解をふかめていけるようなゼ

ミ展開になっています。4年次でのゼミ論をスムーズに進めるためにも、自分のゼミ論のテーマについて

しっかりとした考えを形作っていくためにも、3年次からの取り組みが大切だと思います。

しかし、かと言って深刻になる必要は全くありません。與那原ゼミでは、みんなで机を囲んで、お菓子

を食べたり近況などを話したりしながらリラックスした環境でゼミをやっているので、勉強だけのカチカ

チな頭ではなく、柔軟な頭を自然に養えるかと思います!!

また、與那原ゼミでは、週1回のゼミ以外でも、年中行事として歓迎会から始まり、前期お疲れ会や忘

年会、新年会、ゼミ論発表会などで、3・4年次、OBともに交流を深めながら楽しく過ごすことができ

ますよ!!

(4年次 新垣真希)

よなはらゼミでは、3年次は経営学のテキストの輪読、4年次は卒論の執筆を行います。みんな仲が

よく、飲み会などの交流も盛んです(4年次 大川和磨)

與那原ゼミは、経営戦略を中心に学びます。3 年次には指定の教科書を使い、ローテーションでレジュ

メを作り、発表、質疑応答の形の演習をおこなっていきます。4 年次では 3 年次で学んだ競争戦略の項目

からテーマを考え、ゼミ論文を作成することになります。論文内容は様々で、自分の興味をもった内容を

深めていく人やアンケートを使い実態調査を行なう人もいます。先生はとてもわかりやすく指導してくれ

るので、経営学に興味を持っている人にはとても最適なゼミだと思います。興味のある人は一度與那原ゼ

ミを訪ねてみてはいかがでしょうか(4年次 佐藤由紀子)

→→→→→→→皆さん、経営学を学ぶ上で絶対に覚えておかねばならないある一人の偉大な学者の名前

を知っていますか?……そう、與那原先生です。経営学は、このせちがらい世の中を人々が上手に生き抜

くために日々進歩しています。そんな経営学を語ることが許されるのは琉大広しと言えども與那原先生し

かいないでしょう。どうか與那原 建、與那原 建に清き一票をお願いいたします。……あと、與那原ゼ

ミにはいい人しかいないよ、飲み会が楽しいよ(3年次 宮國若志)

ゼミというのはその後の 2 年間を決めるかもしれないことですよね!與那原ゼミは勉強だけでなく、そ

のほかの行事もありで充実した日々になると思います!!充実したい方、是非ご検討のほど☆

(4年次 糸数藍子)

與那原ゼミは経営戦略をテーマに行うゼミです。また最後に自分が大学4年間学んで来た集大成を形に

残せるゼミでもあります。3年次では経営戦略の基礎というべき部分を1年間通して学び、4年次はその

学んで来たことで興味をもったところにテーマを絞りゼミ論を仕上げます。そして最終的にゼミ生全員の

論文をひとつにした本をつくって皆に配ります。この本が一生残ります。これが與那原ゼミの簡単な流れ

です。さらに毎年恒例である新歓やバーベキュー、9月に行われる合宿、OBも集まっての交流会など楽し

いことも満載です。大学生活のひとつのくぎりとけじめと集大成として…。(4年次 具志堅展之)

與那原先生のゼミでは、お菓子をたべながら、お茶を飲んで、楽しくて経営の理論と実際を学びます。

経営の教科書を読んでから、キーワードと分からない経営専門用語を調べて、先生と一緒に討論します。

経営の知識を増やせるだけでなく、自己学習能力を高めることもできます(3年次 陳主児)

與那原ゼミでは、経営戦略を勉強します。一見難しいように思えますが、やる気のある学生には、先生

は熱心に教えてくれるので安心できます。また、一人ひとりもケアしてくれて、プライベートな相談にも

のってくれる頼もしい先生です。定期的にゼミの交流会もあって、勉強も遊びも両方で楽しめるゼミだと

思います。ぜひ與那原ゼミへ来て下さいね(4年次 與儀みゆき)

牛窪ゼミを希望する学生諸君へ

牛窪ゼミへの登録条件ですが、以下の5つの条件を受け入れていただいた学

生を新しいゼミ員として歓迎するつもりですので、よろしくお願いします。

1、テキスト(『現代の経営:上巻・下巻を通じて約 頁』)の予習について700は、各章(平均頁数:約 頁)の精読に2時間と、各章の検討課題に対す30る意見の整理(共通テーマに関する自身の意見を考え整理し発言の下準備

をする)に1時間、計3時間(最低3時間、前学期は4~5時間が必要にな

る)の勉強時間を毎週確保できる者。

2、遅刻・欠席は、本人のみならず学友(大切なゼミの友達)に迷惑をかけるこ

とになります。無遅刻(必ず5分前集合)・無欠席を約束できる者。

、 、 。3 2年間を通じて 牛窪ゼミでの学習と研究を継続して行うことができる者

4年次は準修士論文レベルの卒業論文(共同論文)を書くことが必須のテー

マになります。

4、自身の将来に夢と希望を抱いている者。今は、はっきり分からなくても、

そうなりたいと望んでいる者。

5、ゼミの時間は火曜日の4時限目と5時限目を使い180分になります。

。( 。ただし取得単位数は通年4単位です 登録は火曜の4時限目になります

火曜日の5時限目は他の科目の登録は認めません)

上記5つの条件を受け入れ、かつ実行できる自信のある学生は、入ゼミの動

機( ①なぜこのゼミに入りたいのか? ②ゼミに入って何を学びたいのか?

③自分は将来どのようなプロになってどのような貢献をしたいと考えている

か? ④ゼミに対してどのようなことを望んでいるか?) を、レポート用紙に

書いて(約二千字)、仮登録終了後、2月22日(水)迄に牛窪研究室にいらして

下さい。

期限までにレポートを提出した学生、かつ繰り返しますが、上記5つの条件

を受け入れ、実行していただける学生を新しいゼミ生として本登録します。

レポート提出あるいは質問等のある方は、下記連絡先に電話かメールしてい

ただければ、確実に研究室にいるようにします。

「牛窪連絡先」

研究室電話番号:098-895-8242

[email protected]研究室メールアドレス:

[email protected]携帯メールアドレス :

経営学演習Ⅱ(牛窪担当)授業計画

[前学期]

1、オリエンテーション・研究の仕方、卒業論文の書き方について2、業界・企業分析の概要説明(研究対象の選定を含む)3、経営分析(財務分析)について4、統計解析について(統計解析の概要)5、統計解析について(推定)6、統計解析について(推定)7、統計解析について(推定)8、統計解析について(検定)9、統計解析について(検定)10、統計解析について(分散分析)11、統計解析について(相関分析)12、統計解析について(回帰分析)13、統計解析について(因子分析)14、統計解析について(主成分分析)15、統計解析について(数量化・多変量解析)

業界企業・分析に関する研究計画の策定就職指導(OB・OGの先輩による)と総括

[後学期]

1、後学期研究計画の再検討と役割分担2、業界・個別企業の概要分析3、業界・個別企業の概要:中間報告日4、有価証券報告書等の資料に基づく定量分析(財務分析)5、有価証券報告書等の資料に基づく定量分析(財務分析)6、有価証券報告書等の資料に基づく定量分析:中間報告日7、実態調査に使用する調査票の作成8、調査対象企業への調査依頼及び調査票の送付9、統計解析の段取りと、その後の計画立案10、調査結果の解析作業(統計解析)11、調査結果の解析作業(統計解析)12、解析結果と2次資料に基づく定性分析13、調査対象企業に対する聞き取り調査14、分析結果の最終報告15、卒論原稿完成(ファースト・ドラフト)

3月第一土曜日 卒業研究発表大会、就職指導(OB・OGの先輩による)牛窪ゼミOB・OG会、納会

:経営学演習Ⅱ :経営400科 目 名 科目番号:牛窪 潔 :法文623担 当 者 研 究 室

:随時授業時間:火曜日の4時限目と5時限目 オフィスアワー

: 本演習の基本的方向性は、3年次にて学習してきた経営学的フレー授業内容ムワークを基盤として、具体的な業界と企業を選定し、それぞれの組織体が直面している様々な問題や課題を分析・議論し、問題解決・課題達成に向けた対策的方向性を模索していく。

前学期は業界・企業分析に必要な知識と技能の修得を目的とした勉強会を行っていく。この勉強会終了と同時に業界・企業分析に関する具体的な研究を行っていく。

主な研究方法としては、興味と関心の深い業界・企業を選定し、まず最初に選定した業界・企業の現状を分析し、その総合的把握を行う(第1章)。続いて各チームごとに研究課題と仮説を設定し、その検証を統計解析手法を用いて行っていく(第2章)。さらに、上記研究課題と仮説検証を聞き取り調査と文献サーベイによって行っていく。例えば、経営目的、経営戦略、人的資源管理、社会的責任、目標管理、経営理念、企業文化、等の理論的フレームワークを基盤とし、文献サーベイと実態調査の両側面から分析・検討・考察し(第3章)、結論的な方向性を提言していくことにする。

以上のような構成による研究成果を共同論文(卒論:準修士論文のレベル)としてまとめる予定である。

さらに、就職個別指導、ゼミ合宿、OB・OG会、琉球梁山泊での議論、多彩な親睦会なども計画している。ゼミ活動は、各個人の意欲的かつ継続的な努力が必要となるが、ゼミ員相互の協働的努力が不可欠となってくる。一年間を通じて、実りある、そして、楽しいゼミにしていくつもりである。

:出席率、積極的な発言、研究発表ならびに卒業論文などを総合して評 価評価する。

:大村 平『統計解析のはなし』日科技連、1980年。参考文献有価証券報告書で危ない会社と伸びる会社が片桐 正・岡 正煕『

』かんき出版、1998年。わかる本

『平成16年 有価証券報告書総覧』財務省印刷局。石村 貞夫『SPSSによる統計処理の手順』東京図書、1995年。内田 治・醍醐朝美『アンケート調査入門』日本経済新聞社、1992年。Drucker.P.F., ,New York,1954.The Practice of ManagementP.F.ドラッカー著『現代の経営』[上・下]ダイヤモンド社。その他の参考文献は、授業の際に随時紹介していく。

:経営学演習Ⅰ(牛窪担当)を既に取得していること。履修条件最も要求される条件は“やる気と情熱”

:経営学演習Ⅰ :経営399科 目 名 科目番号

:牛窪 潔 :法文623担 当 者 研 究 室

:随時授業時間:火曜日の4時限目と5時限目 オフィスアワー

: 本演習は、一年間を通じて、ピーター・ドラッカーの主著である授業内容

『現代の経営』及びドラッカー理論に関する参考文献の輪読を行い、

ドラッカー経営学の本質を学ぶことによって、現代の複雑な経営現象

を把握・理解していくことを狙いとしている。さらに理論的フレーム

ワークに連動するケース(ビデオやDVDによる実例)を題材とした学

習と議論を通じて、問題点の把握と健全なる企業成長の対策的方向性

を、理論と実践の両側面から考察・研究していく。著名な経営学書を

輪読する意義は、自己の研究をバック・アップしてくれる理論的根拠

(経営学的な思考基盤と理論的フレームワークの形成)を体系的に修得

することにある。

さらに、キャリア・ディベロップメントに関する個別指導、自己分

析・キャリアビジョンに関するプレゼンテーション、ゼミ合宿、招聘

講師を交えた研究会、数多くの親睦会、OB・OGとの集いなども計

画している。研究活動と専門書の輪読は、各個人の意欲的かつ継続的

な努力が必要となるが、ゼミ員相互の協力と協働が不可欠となってく

る。一年間を通じて、実りある、そして楽しいゼミにしていくつもり

である。

:出席率、積極的な発言、などを総合して評価する。評 価

:Drucker.P.F., ,New York,1954.教 科 書 The Practice of ManagementP.F.ドラッカー著『現代の経営』[上・下]ダイヤモンド社。

:授業の際に随時紹介していく。P.F.ドラッカー著『マネジメント』参考文献

[上・下]ダイヤモンド社、その他。

:経営学概論、経営組織論、経営戦略論などの経営学関連科目を、先修履修条件

あるいは同時履修することが望ましい。

唯一の条件は“やる気と情熱”

: ゼミの進め方については、基本的には、あくまで学生が主体的にゼ授業予定

ミ活動を推進し、教官は随時必要な助言や指導を行っていく。

文献輪読の進め方としては、学生(報告者)はテーマや課題にそって

事前に予習・下調べなどの準備を行い、それをレジュメにまとめ報告

する。さらに、各章での検討課題について全員で議論し合い、問題点

や疑問点を明らかにし、その内容(検討結果)をレポート(議事録)にま

とめる。

なお、後学期からは、主著の輪読と並行しながら、ケース・スタデ

ィによる学習をより多く取り入れ、業界・企業分析に必要な分析力と

思考力を養い、次年度のゼミ(経営学演習Ⅱ)活動との橋架けを試みる

予定である。

経営学演習Ⅰ(牛窪担当)授業計画

[前学期]

1、オリエンテーション、科目登録

2、役職の選任、キャリア・ビジョンについて、担当章の選定

3、第1章「マネジメントの役割」、第2章「マネジメントの仕事」

第3章「マネジメントへの挑戦」

4、第4章「シアーズ物語」

ケース「ダイエー:瀬戸際の改革 VIDEO」

5、第5章「事業とは何か」

6、第6章「われわれの事業は何か。何でなければならないか」

7、第7章「事業の目標」

8、第8章「明日の成果のための今日の意思決定」

9、第9章「生産の原理」

ケース「サンヨー:型やぶりな生産方式の工場改革 VIDEO」

10、第10章「フォード物語」

11、第11章「目標と自己管理によるマネジメント」

第12章「経営管理者はマネジメントする」

12、第13章「組織の文化」

13、第14章「CEOと取締役会」

14、第15章「経営管理者の育成」

15、第16章「組織の構造を選ぶ」

ケース「三井・住友銀行の合併秘話 VIDEO」

[後学期]

1、第17章「組織の構造をつくる」

2、第18章「小企業、大企業、成長企業」

3、第19章「IBM物語」

ケース「横河電機:今だからこそ終身雇用 VIDEO」

4、第20章「人を雇うこと」

5、第21章「人事管理は破産したか」

6、第22章「最高の仕事のための人間組織」

7、第23章「最高の仕事への動機づけ」

8、第24章「経済的次元の問題」

9、第25章「現場管理者」

10、第26章「専門職」

11、第27章「経営管理者とその仕事」

12、第28章「意思決定を行うこと」

ケース「アポロ13号:APOLLO 13 by DVD」

13、第29章「明日の経営管理者」

14、第30章「結論:マネジメントの責任」

15、 ケース「P.F.ドラッカー:断絶の時代に挑む VIDEO」

06-01-23

3年次志村ゼミの進め方 授業内容:経営管理に関する問題を、パソコンなどを活用して、実験的、理論的に検討したいと思います。最初はゲーミング・シミュレーション(社会に起こる出来事をゲームを通して体験し、理解を深めようとするものと考えて下さい)特に経営管理に関係するゲームを取り上げようと考えています。実習終了後、取り上げたゲームの改良などを試みます。後に続く色々な実験の材料を提供できれば考えています。 その後すぐに、パソコンによるExcel演習を行ない、VBAになれることを目指します。この演習を通してプログラミングの基本を学ぶことを目指します。 また今年はエージェントベース・シミュレーション(社会に起こる出来事をコンピュータ実験を通して理解しようとするもの)を取り上げます。SOARS というシステムの実習を行い、これを使用した簡単な経営シミュレーションを試みます。最初は難しいそうに見えますが、思ったより簡単に使用できるようになるので、各自のアイデアで色々なことができると思っています。 またこれらのことに関連したテキストを選び、理論的な基礎についても学びます。 評価:1.毎回の出席と討論を評価; 2.担当時の発表内容を評価 教科書:森口繁一『Excel/Basic基礎指南』日本規格協会、1900円。その他。 履修条件:特になし。 ■ ゼミ予定 1.ゲーミング・シミュレーション実習 ・ビールゲームとビジネス・ゲームを1つ取り上げます。できればゲームの改良を試みます。 2. Excel VBAについて ・VBAになれることを目指します。最終的には、先輩ゼミ生の残したプログラムの理解と、活用を目指します。 3. エージェントベース・シミュレーションについて ・SOARSというシステムの実習を行います。これを使用した簡単な経営シミュレーションを試みます。 ・ゼミの進め方 最初は講義と実習という形で進めます。

4年次ゼミの進め方 授業内容:経営管理に関する問題を、パソコンなどを活用して、実験的、理論的に検討したいと思います。3年次で学習したことを基本として、興味を感じた課題などについて、さらに理解を深めることを目標とします。また必須ではありませんが、ゼミ論の形にまとめられるようにすることも大切な演習となります。後期は、企業との共同演習を行うことを目標とします。 評価:1.毎回の出席と討論を評価; 2.担当時の発表内容を評価 教科書:特になし。 履修条件:品質経営論を履修していることが望ましい。

志村健一 電話:895-8238; 研究室:法文6階627室

e-mail:[email protected]

平成15年1月3日 ゼミ論文の書き方 ・伊禮ゼミの書き方に従って下さい。 (1)特に、タイトル、章題、参考文献の書き方に注意して下さい。 ・タイトルは、「何ポイント、ゴシックか、太字か、中央合せか」など ・章題は、「何ポイント、ゴシックか、太字か、左寄せか」など ・章、節の付け方「1.」「1.1」「(1)」「(a)」・・・など ・参考文献は、アルファベット順か、あいうえお順か。「著者、著書のタイトル、出版社、出版年」の書き方の順序、書き方など細かいところに注意して下さい。

注意)まずこういった外見がキチンとしているかどうかが見られるのです。キチンとしてないと中身もキチンとしていないと思われてしまいます。(服装との類推でいうなら、就職試験にキチンと正装して出かけるようなイメージです。これにより試験に対する姿勢が見られるようなものです。) (2)章構成を考えて下さい ・伊禮ゼミで、特に決まりがないなら、1章は「はじめに」で最後は「おわりに」がよいでしょう。 ・3、4章で、皆がやったことをまとめる。そのため2章は、3、4章で必要とされる理論などをまとめておく。 ・3章は、自分たちがやったことをまとめる。 ・実験、調査などを行ったときは、4章に「○○にかんする実験(または調査)」などとしてまとめるとよい。 例 1.はじめに (研究の流れ、意義について) (各章の内容について) 2.マーチの組織学習モデルについて (3、4章を理解するために必要となる理論、従来の結果などをまとめておく) 3.非均衡収束について (理論的な考察など) 4.マーチモデルによるシミュレーション 4.1 シミュレーション計画 (パソコン実験をどのように行ったかを書き、その結果もまとめる。) (結果の考察も) 4.2 結果の考察 5.おわりに (討論と今後の課題について) 参考文献

タイトルは、「14ポイント、ゴシック、太字、中央合せ」で 章題は、「12ポイント、ゴシック、太字、左寄せ」で 参考文献は、アルファベット順か、あいうえお順に。

経営学演習Ⅰ(担当:上江洲由正)

会計学の学習をベースに、利用者および作成者の観点から会計情報の作成、活用の

ための知識の習得、技法の修得を目的としたゼミである。

会計とは企業の姿や企業行動を情報化するシステムのことであり、それらを体系的

に情報化できる認識・測定・伝達システムは今のところ残念ながら会計システム以外

にはない。企業経営においてははじめに会計ありきであり、また終わりにも会計あり

きである。会計学を学習すれば、企業の経済的実態を的確に捉えることができるよう

になり、企業との関わりを抜きにしてはなりたたない我々の生活において、企業に対

する意思決定を適切に下すことができるようになる。具体的には、会計情報を時系列

的かつ総合的に分析すればその企業の将来の姿を的確に描くことができるし、また会

計情報を他企業のそれと比較をすれば、それぞれの企業の優位な点や劣位な点等を間

違いなく把握することもできるのである。さらに近年、企業会計の技法が地方自治体

、 。 、等の非営利組織にも導入され その適用領域が年々拡大されてきている したがって

本ゼミでの学習テーマに真摯に取り組めば、どのような組織に属しようともゼミで学

んだ知識や技法を活用することができ、組織目標の達成に大いに貢献することができ

るようになる。

そこで、本ゼミのテーマや内容等は以下のようになる。

テーマ:会計学の学習と会計情報の作成・活用技法の習得

、 。 、内 容:制度会計 国際会計基準および経営分析等の学習を内容とする 具体的には

。 、まず会計理論や会計技法を基本書を使って理解してもらうことにする また

会計ビッグバンともいわれているように、昨今、会計基準や規則が新たに制

定されたり、大幅に修正されたりしている。それに大きな影響を与えている

国際会計基準について、その生成や特徴等を明確に把握してもらう。その後

に、各自に興味のある上場企業を 社選んでもらい、経営分析を行って会計2

情報の活用の仕方を学びつつ、企業を見る眼を涵養してもらう。分析結果に

ついてはゼミの中でプレゼンテーションを行ってもらい、多角的な観点から

議論し、分析内容についての理解を深め、最終的にはレポートとして提出し

てもらう。また、ライブドアに関する記事のように、新聞記事や雑誌記事の

なかには会計の理解にとって、タイムリーで有益なものも多いので、そうい

ったものも積極的に活用していく。

日々のゼミは内容が濃密で、予習してこなければゼミでの議論に参加できな

、 。いので 事前学習をはじめとしたより一層の自主的な学習態度が求められる

ゼミスケジュール:

第 回:オリエンテーション1

第 回:会計の仕組みと役割、財務諸表の入手方法2

第 回から第 回:貸借対照表論3 6

第 回から第 回:損益計算書論7 10

第 回から第 回:国際会計基準の生成と今後の展開11 12

第 回:経営分析の技法13

第 回から第 回:収益性の分析、活性度の分析14 17

第 回から第 回:安全性の分析、損益分岐点分析18 21

第 回から第 回:生産性の分析22 23

第 回から第 回:発展性の分析24 25

第 回から第 回:キャッシュ・フロー会計とその分析26 27

第 回から第 回:企業の総合評価28 30

最後にレポート提出

曜日と時限(予定 :木の 校時) 4

テキスト:財務会計と経営分析の基本的なテキストを使用するが、書名等は履修予定

者に追って知らせる。

選考方針:明確な目的意識を持ち、真摯な姿勢で勉学に取り組むことができ、かつ会

計学原理ⅠおよびⅡを履修した者が望ましい。

その他:ゼミの課外活動として工場見学および裁判所見学等を実施している。

2006年度 OHSUMI Seminar

1

夢の実現才能開花

社会貢献

社会的起業家知財の専門家クリエーター留学

みなさんの夢を実現し、あるいは将来の職業をより充実したものにするためには、学生の時に、その基礎となるピラミッドの底辺をどれだけ広く、深くしておけるかが大切です。高い志を実現していくためには、幅広い教養と深い洞察力が必要です。ゼミでは、狭い専門分野に偏ることなく、できるだけ広範なジャンルの小説やエッセイ、映画や演劇の鑑賞、

古典、哲学書、新聞記事の熟読を薦めています。世界の動向にも関心を持ってください。

創作「デジタル作品&調査・論文等」コンテンツ開発

情報メディアリテラシー

「読み・書き・表現」

資格取得「TOEIC730点以上初級シスアド資格」

海外留学推奨

投資「これからは老後も自己責任の時代。投資に関する知識や経済力は不可欠」

IT中心にボランティア

国際社会で尊敬、共感、理解され、信頼される人間形成がゼミの理念

自立自尊の精神!

ビジネス・モデル、広告、先端情報メディア、知的財産創造性の研究

学生の自主学習

人間力と経済力に支えられた夢のピラミッドの構築

エンターテインメント・クリエイティブ産業

夢の実現才能開花

社会貢献

社会的起業家知財の専門家クリエーター留学

みなさんの夢を実現し、あるいは将来の職業をより充実したものにするためには、学生の時に、その基礎となるピラミッドの底辺をどれだけ広く、深くしておけるかが大切です。高い志を実現していくためには、幅広い教養と深い洞察力が必要です。ゼミでは、狭い専門分野に偏ることなく、できるだけ広範なジャンルの小説やエッセイ、映画や演劇の鑑賞、

古典、哲学書、新聞記事の熟読を薦めています。世界の動向にも関心を持ってください。

創作「デジタル作品&調査・論文等」コンテンツ開発

情報メディアリテラシー

「読み・書き・表現」

資格取得「TOEIC730点以上初級シスアド資格」

海外留学推奨

投資「これからは老後も自己責任の時代。投資に関する知識や経済力は不可欠」

IT中心にボランティア

国際社会で尊敬、共感、理解され、信頼される人間形成がゼミの理念

自立自尊の精神!

ビジネス・モデル、広告、先端情報メディア、知的財産創造性の研究

学生の自主学習

夢の実現才能開花

社会貢献

社会的起業家知財の専門家クリエーター留学

みなさんの夢を実現し、あるいは将来の職業をより充実したものにするためには、学生の時に、その基礎となるピラミッドの底辺をどれだけ広く、深くしておけるかが大切です。高い志を実現していくためには、幅広い教養と深い洞察力が必要です。ゼミでは、狭い専門分野に偏ることなく、できるだけ広範なジャンルの小説やエッセイ、映画や演劇の鑑賞、

古典、哲学書、新聞記事の熟読を薦めています。世界の動向にも関心を持ってください。

創作「デジタル作品&調査・論文等」コンテンツ開発

情報メディアリテラシー

「読み・書き・表現」

資格取得「TOEIC730点以上初級シスアド資格」

海外留学推奨

投資「これからは老後も自己責任の時代。投資に関する知識や経済力は不可欠」

IT中心にボランティア

国際社会で尊敬、共感、理解され、信頼される人間形成がゼミの理念

自立自尊の精神!

ビジネス・モデル、広告、先端情報メディア、知的財産創造性の研究

学生の自主学習

人間力と経済力に支えられた夢のピラミッドの構築

エンターテインメント・クリエイティブ産業

2006年度大角セミナー概要

URL=http://homepage3.nifty.com/osumi/ e-mail [email protected]

(注)さらに詳しい説明や連絡事項は、ホームページの「講義用HP」に随時掲載予定です。

Ⅰ テーマ ~時代がようやく追いついてきた~

今まで、「ゼミのテーマは?」と聞かれて困るゼミ生(OB)が多かったように記憶しています。シラバスに

は「(知識社会における)創造性のマネジメント」と書いてはいたのですが、残念ながら日本にはそのような分

野はありません。一方で、全ての分野で「創造性」がキーワードになっています。最近では国の知的財産立国

宣言を受け、「知的財産、イノベーション、創造性、コンテンツ」などの言葉が日常の中に溶け込んできました。

また、「勝ち組・負け組」、「下流社会」、「希望格差」等が流行語になっていますが、「創造力」の格差こそが、

個人、企業、地域社会、国の競争力や成長力に大きな影響を及ぼす時代に入っているのです。

このような流れの中で、テーマをより一般的な「知的財産のマネジメント」にすることも考えてみました。ただ、私の関心事は、単に法律上の知的財産権だけではなく、広く科学技術(発明・特許)、ビジネス・モデル、芸術、映画、CG、アニメや音楽等、人類が生み出すあらゆる創造的活動にあります。また、「権利」として保護するほうが創造性を高めるこ

とができるのか、「公共財(パブリック・ドメイン)」として誰にでも自由に、無料で利用できるようにした方が良いのかについても多くの論争があります。もし、先進国のルールのみで知的財産が保護されると、途上国は極めて大きなハンディを負うばかりでなく、その国固有の、あるいは伝統的な資源が先進国に独占されてしまうことにもなりかねません。さらに、情報通信技術に代表される科学技術の急速な

2006年度 OHSUMI Seminar

2

進歩は、われわれに新たな創作のツールを与えてくれます。 このような諸問題を既存の狭い分野で議論するには無理があるでしょう。これらはまさに文理融合の新領域を必要としているのです。日本では、主に、「知財学」として取り組まれています。

既存の分野例 キーワード

経済・経営

イノベーション(革新) 知識創造

事業創造 ベンチャー 地域革新

産学官連携 ビジネス・モデル

知的財産の評価 コンテンツ

法律 知的財産権(特許・著作権等)

科学技術 発明・発見(IT・バイオ・ナノテク)

芸術・文化 創作(映画・音楽・絵画・ダンス等)

文学 創作(詩・小説・エッセイ等)

私としては知的財産という所有=独占につながる言葉よりも『創造性』という言葉に魅力を感じるので、ゼミの研究テーマは従来どおり、「創造性のマネジメント」にしたいと思います。ただ、理解してもらえない場合には、イノベーションや知的財産であると答えてもいいし、例えば、上記の表のような考え方を説明するといいのではないでしょうか? インターネットやマルチメディア、ユビキタスという言葉に代表される情報通信革命によって、ネットワーク市民の時代、個人の時代が到来したと言われています。つまり、従来の狭い組織やコミュニティの枠を超えて、個人が企業、社会、国家に大きな影響を及ぼすことができるようになり、同時に、情報メディア技術の進展によって、個人の才能を開花させることも容易になりつつあります。 しかしながらIT時代・知識社会では、デジタル・デバイドという言葉に代表されるように、好むと好まざるにかかわらず、ITを使いこなせないと、職場でも社会でも、また国際的にも弱者の立場に立たされることになりかねません。そのような時代に自己実現を図り、夢を叶え、かつ大きな社会的貢献をするためには、情報メディアリテラシー(基礎的な活用能力)の習得が不可欠であり、将来、会社員、教員、公務員等のいずれの職業についても、あるいはまたクリエーターや芸術・音楽の分野で活躍する上でも必須となっています。

もちろん、単なるデジタル・ネットワークだけでなく、それがヒューマン・ネットワーク、人間同士の心のつながりが融合して、はじめて新世紀にふさわしい個人と組織の関係が生まれます。このような時代の変革期に必要とされるのは、従来型のモノの見方・考え方ではなく、それらを超えた、文・理・芸術融合型のグローバルな視点と想像力です。 このような問題意識をもって、当ゼミでは、21世紀にふさわしい情報メディアリテラシーを習得し、電子商取引や電子政府、沖縄ITアイランド構想をはじめ、グローバルなネットワーク実現に向けての諸問題を考えていきます。その中核として「創造性」「知的財産」という概念を活用します。また、個々人の創造力を活かしたベンチャー(デジタル・コンテンツ開発、短編映画制作、電子商取引、ネットワークを通じたボランティア、社会的起業など)に挑戦していきたいと思います。 また、アナログ+デジタル技術を駆使したコミュニケーション能力、プレゼンテーション・交渉力・メディアプロデュース能力を高めると同時に、国際化の時代、語学力に磨きをかけることも忘れてはなりません。 今後の知識社会では、このような技術や能力が要求されますが、他方で、今まで以上に哲学や倫理観など、価値基盤の重要性が問われます。日本人が国際社会で尊敬されない一因は、発言を支える哲学や思想がないことだと考えられていますが、これは恥ずかしいことです。そこで、ゼミでは、分野を問わず、できるだけ多くの文献、小説、古典、エッセイや映画・音楽、芸術などにも触れ、幅広く深い教養を身につけていくことを薦めています。

夢を夢見るだけでなく、きちんと現実を見据えて、

「経済力」と「人間力」に支えられた夢のピラミッ

ドを築いていくことがゼミの基本姿勢です。現実の

厳しさを教えずに夢を吹聴することが多い世の中

で、敢えて現実の厳しさや矛盾を説明した上で、な

おかつそれを理想に近づけていく、そういう方針で

学生に臨みたいと考えています。すべての夢が叶う

わけではありません。すべての努力が報われるとは

限りません。しかし、夢を叶えた人たちはみんな未

来を信じて努力し続けた人たちです。

2006年度 OHSUMI Seminar

3

以下では、一ページ目に描いた図に従いながら、ゼミ活動の一部を紹介しておきたいと思います。

Ⅱ ゼミ活動 ~あなたの才能咲かせます~

① なぜ「経営学(理論・学説)」をやらないのか?

学生からも時々、「どうして経営学の理論・学説をゼミでやらないのか?」という質問を受けることがあります。最初にその疑問に簡単に答えておきましょう。まず、私は経営専攻に所属していますが、大枠は総合社会システムですね。その名称の是非はともかく、極端に狭い専門化への批判から、より広く総合的に物事を考える必要性が説かれ、その結果として「総合・・」という枠組みができたわけです。それにもかかわらず、ほとんどの教員は自分の専門分野だけに絞ってゼミや講義で教えようとしています。それしかできないのかもしれませんが、こと学部教育面に限れば時代に逆行する動きです。自分の研究=教育というのは、研究型の大学では成り立つかもしれませんが、現在のように、大衆化した大学ではすでに過去の考え方ではないでしょうか? また、大学で教えている程度のことは、大企業の研修ではせいぜい三ヶ月程度で叩き込まれます。情報系の企業に就職したOBも多いのですが、最初の数ヶ月でプログラミングやネットワークに関連する資格を全て身につけています。知識面に限れば大学はその程度なのです。目標が明確な学生は別ですが、そうでなければ、未来を形づくる人生のピラミッドの基礎部分=人間力をできるだけ広く深くしておくほうが、より高く安定した夢のピラミッドを構築することができます。 例えば、医師という資格を取るだけなら、何も関係のない教養科目を学ぶ必要がなさそうですが、将来、患者と人間として向かい合い、本物の医者、尊敬される医者になるためには、その人の教養や他人への想いやりや心のあり方が問われますね。アメリカのメディカル・スクールや、将来の法曹家を目指す法科大学院(ロー・スクール)も基本的にはこのような考え方にたっています。 幸い、2006年度は、共通科目「現代経営のしくみ」を担当するので、学説や理論を離れて、現実の経営の面白さやダイナミズムについて、実例をたくさん紹介しながら講義を進める予定です。「経営学」ではなく「経営」の魅力をとりあげていくので、よけれ

ば受講ないし聴講してください。最近話題になっているホリエモンや楽天の企業買収問題や、株式売買のおもしろさと怖さなども紹介していきます。 三つ目に、個人の創造性の問題があります。社会経験がある学生を除くと、ほとんどの学生は20歳前後でゼミを選択しますが、この年代は限りない才能に気付くことが可能な最後の年代です。例えば、創造的能力の指標である拡散的思考(無関係の事柄を頭の中で関係づける能力)が最高レベルとなる割合は、3歳から5歳で98%ですが、25歳以上になるとわずか 2%になるという研究結果もあります。また、有名なイタリアのベネトン氏は、次のように述べています。(ちなみに、日本は恋も経済もイタリアに負けてしまったと揶揄されることがあります。)

「18歳から22歳というのは最も創造力を発揮

できる年代。将来、学者になるわけでもない学生が、

この時期を不毛な理論や学説に費やすのは豊かな才

能を枯渇させることになる。」(ベネトン)

そういったことは卒業後、必要になってから学び直せばいいのです。単なる知識や理論の習得はいつでもできます。生涯学習の時代、いったん社会に出た人が大学に編入したり大学院へ入ることはすごく簡単になっています。その方が、教員への発言力も高まり、より実りの多い学習が期待できます。また、現在の大学のカリキュラムの大半は、まだまだ学者や研究者の育成のために作られたものであり、学生や社会のことを考えたカリキュラムはほとんどありません。もちろん、大学も変わりつつありますが、そのスピードは地方国立大学になるほど緩慢です。 さらに、昔は、映画監督、絵描きやミュージシャン等になりたいと言おうものなら「お前に才能はない!」「そんなものでは食べていけない!」と猛反対をうけたはずです。しかし、2002年7月に発表された「知的財産戦略大綱」には、創造的な活動(デジタル・コンテンツや音楽、ソフト開発、映画など)も国の競争力を高めるためには重要であると明記され、その人材育成が国家的な戦略的課題にもなっています。クリエーターたちが経済的に安心して創作活動に取り組めるような制度改革も進められています。おまけに、沖縄はマルチメディア・アイランド構想をもっていますね。この分野で活躍できる人材、それを支える知的財産の専門家やプロデューサーの役割は今後ますます重要になってきます。 四つ目に、誤解を恐れずに言えば、「経営」という

2006年度 OHSUMI Seminar

4

のは夢や目的をかなえるプロセスや方法のことです。「管理(マネジメント)」というのは、ほかの人と協力して物事を為し遂げていくプロセスです。ですから、ことさら、経営学といわなくても、皆さんの夢や希望、目的があれば、それを実現していくこと、そのためのプロセスはすべて「経営そのもの」なのです。学部レベルで、あえてそれらを「経営学」という単一の狭い枠組みで論じる必要性を、少なくとも私は感じていません。もちろん、著名な学者の思想に、知的刺激を受けることもあるでしょうが、20代前半なら、それも教養の一部と考えたほうがいいと思っています。今のところ、まだ夢や希望がみつからないのであれば、それを求めるためにも幅広い教養と経験の方を重視したほうがいいのではないでしょうか? 最後に、私の関心分野が、徐々に先端情報メディアやこれから10年後に開花するバイオやナノテク、ライフサイエンス、ヒーリングやスピリチュアルを含めた「いのち」そのものに移ってきているので、自分の研究とゼミ活動は切り離しています。ただ、将来学者・研究者を希望する学生や、私の関心分野に興味のある学生には、個別指導という形で指導していきたいと思います。学者になるのであれば、まず海外の大学院を目指すことをお薦めします。

② ゼミで勉強すること(基礎編)・・学生同士で

学習する内容で、私はアドバイスするだけです

一ページ目の図の、ピラミッドの底辺部に描いている、「情報メディアリテラシー」「資格取得」「投資」をみて、違和感を覚えた人が多いのではないでしょうか?特に、なぜ「投資?」という疑問をもったかもしれません。しかし、この三つは今後の厳しい競争社会で、たくましく生き抜いていくための知恵となるのです。それについて簡単に触れておきましょう。 最初に「投資」から説明しておきます。だれでも知っているように、現在の世の中は資本主義であり、ものごとの価値尺度として「お金」が使われています。大学では長らく「お金」を正面から扱うことはタブーに近かったような気もしています。ただ、「お金がすべてではないけれども、やはり必要」なのが現実です。「お金なんて要らない」と言い切るのは、単なるタワゴト、お金に困っていない人の暴論です。しかも、少子高齢化を受けて、社会制度が大きく変わり、皆さんの多くは退職金が無いか、確定拠出型年金(401K)などの形で、自己責任で運用すること

が求められています。今からきちんとその知識を学び、老後に備える必要があるわけです。また、現実問題として夢を実現する、あるいは起業するためには、お金が必要です。資金の集め方がわからなければ、夢は永久に夢のまま終わってしまいます。 資本主義の社会なので、お金を稼ぐことそのものは決して悪いことではありません。ただ、最近のマネー・ゲームと化した企業買収にみられるように、稼ぎ方と使い方によっては拝金主義という批判を浴びることになりかねません。資産を増やすことは大いに結構。しかし、その資産を社会のために役立てなければ尊敬される人間とは言えなくなります。 ビル・ゲイツなども教育やエイズ関連の問題解決のために多額の寄付をしていますね。皆さんがリッチになって、世界のためにそれを活用すれば、例えば途上国で10円のワクチンが買えないがために命を失っている人たちを数多く救うこともできるのです。さらに、学校を創り、その人たちの未来創りに協力することもできるのです。真のお金持ちになるには、皆が金持ちになることを使命としなければな

りません。たしか、カーネギーも同じような事を言っていたと思います。 もちろん、最大の投資は、自己投資(本を読む、映画を見る、留学する等)であり、最大の資産は家族や友人・知人であることは論を待たないでしょう。 次に、「情報メディアリテラシー」について説明しておきましょう。 リテラシーという言葉はここ十年くらいで教育の現場に浸透してきました。簡単に言ってしまえば、基礎的な能力ということであり、昔は「読み書きそろばん」と言われてきた事柄です。パソコンの性能の向上と低価格化、インターネットの爆発的な普及によって、一昔は、莫大なお金と時間がかかっていた映画制作や高度なコンピュータグラフィック、作曲等が個人のレベルで可能な時代になってきました。まさに才能と感性が問われる時代になってきたわけです。 かつて、物事の意味や人の考え方は、まず身振り手振りや音から始まり、言葉・文字へ、そしてグーテンベルグの活版印刷発明後は印刷メディア(本)によって、伝えられてきました。文字・本の時代が長らく続いたため、「読み・書き・そろばん」という考え方が定着したようですが、今後の知識社会で創造力を高めるためには「読み・書き・表現」と言い

2006年度 OHSUMI Seminar

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換えた方がよさそうです。 表現には、その前提となる思考過程、次いでコミュニケーション(議論やプレゼンテーションなど)とそのツールの活用が含まれます。そのツールとして、現在、コンピュータが注目されているわけです。特に、コンピュータによって、文字だけの世界から、映像表現の時代に移行しつつあります。皆さんが活字嫌いなのは当然です。モノ心ついた頃から、テレビやテレビゲームが身近にあったら、よほどのことがないと活字に親しむことは少なくなります。すでに企業では、パワーポイントを使ったマルチメディア・プレゼンテーションが当たり前で、紙の資料だけの報告は端から相手にされません。「伝えたいこと」「自分の心からの想い」を伝え切れなかったために後悔したことはありませんか?表現する技術と能力は人と人との絆を織りなしていきます。 こういったことを背景に、未来へのリテラシーとして、デジタル映像処理・ムービー作成も含めた、表現技術とプレゼンテーション能力を高めていきます。みなさんがデジカメで撮影した写真やビデオで撮影した映像をそのままにしていませんか?編集されてこそ、それらが未来に甦るのですよ。 ただし、映像の時代だからといって、文字がなくなるわけではないので、毎年、調査報告書ないし論文を作成し、大学生として恥ずかしくない文章力と構想力はつけておきます。活字をしっかりと読む、資料を収集し分析する、そして書くという行為は、たるんだ脳ミソを活性化してくれます。 最後に、資格習得についてですが、もしどうしても取得したいのであれば、次のような資格を薦めています。個人で資格習得の勉強をするのは大変ですが、周りのみんなが同じ目標に向けて勉強していれば、知らない間に実力がついていきます。 まず、TOEIC730点。このくらいの英語力があれば、大手企業でも何とかやっていけます。いきなりこの得点というのは大変なので、とりあえずは600点くらいを目標においてみましょう。関心のある人は中国語など、英語以外の言語にもチャレンジしてみましょう。 国際語としての英語は不可欠ですが、地球上の言葉は英語だけではありません。世界の多様性を学ぶためにも、あまりほかの人が取り組まない言語に挑戦するのも楽しいと思います。なお、留学する学生

はTOEFL550点を最低目標に勉強してください。留学しようと思えば、沖縄は世界でも希なほど制度が充実しています。残念ながら希望者の語学力が乏しく、その制度を活かしきれていないのが現状です。 次に、初級システム・アドミニストレータ。パソコンやインターネット、そして少しだけ経営関係の問題が出題されるので、文系の学生がある程度体系的にコンピュータ関係の勉強をするには最適の資格です。履歴書に書けば、立派に通用する資格の一つでもあります。すでにある程度の知識がある人は一発合格も可能です。不合格でも再チャレンジすれば、たいてい合格します。就職対策に、また、自分の技術や能力の体系的な整理にぜひ早めに取り組んでください。 このほか、ファイナンシャル・プランナー、中小企業診断士、社会保険労務士の資格が文系の学生にはとりやすい資格で、かつ、将来に役立つ資格です。なお、在学中に税理士や公認会計士合格を目指すのであれば、会計分野のゼミを選択した方がいいでしょう。若い多感な時代を資格習得のために犠牲にしてしまうことには感心しませんが、目標が明確であれば、数年集中的に勉強して専門的な資格を取るのも将来の糧になるでしょう。 もし、知的財産の専門家になるのであれば、弁理士という資格があります。この資格を持っている人は、沖縄にはほとんどいないし、今後の成長分野でもあります。ただ、この資格は弁護士になるのと同じくらいの難関です。弁理士の方に聞いても、知的財産に強い弁護士を目指すほうがいいのではないかということでした。その場合は、法科大学院への進学が不可欠になります。

③ ゼミで勉強すること(本編)

まずは、創作活動ですが、デジタル技術を駆使したコンテンツ開発と、論文・報告書作成の二つがあります。 デジタル作品では、ショートムービーの国内・国際コンテスト出品作品を制作します。ブロードバンド環境も整備されつつあり、今後注目度の高い分野でもあります。いきなり宮崎駿やスピルバーグを超えることはできませんが、ショートムービーで今年はハワイ映画祭に出品し、世界デビューを狙っています。沖縄発おもしろ調査隊への作品提供や、他大

2006年度 OHSUMI Seminar

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学の情報メディア系の研究室との交流を進めていく予定です。予算確保ができれば、フランスなどのコンテストに参加して、沖縄的なコンテンツを世界に紹介してみるのもいいですね。パソコンを使った映像編集や音楽作成は、時間を忘れるほどエキサイティングです。また、ウェブデザイン(ホームページ制作)に関する技術も覚えてもらいます。最近は単にHTMLだけではなく、CSSやXMLなどの知識も不可欠になっています。 使用している主要なソフトは、Adobe Photoshop、Premiere, After effects, Power Director、Shade等、プロも使用している標準的なものです。ウェブ製作にはホームページビルダー、Golive、Dreamweaver 等も併用しています。現在の難点は、JAVA等のプログラミングのできる学生、デスクトップ・ミュージックができる学生(MIDIの打ち込みを含む)、インターネット関連技術に習熟した学生がいないことです。これらは、OBに応援してもらいながら学習する予定です。なお、IT系の企業をめざしているのであれば、JAVAとXML、そしてできるだけUMLの基礎もマスターしておきましょう。文系の研究室としては、機材・参考文献がかなり充実しているので、積極的に活用してください。 一昨年はその技術力と構想力を見込まれ、沖縄キャリア・センターの(職業意識向上のための)ビデオ・ライブラリー(DVDで30巻)をゼミ生とOBで完成させました。ぜひ、沖縄キャリア・センターで観て下さい。(注:このプロジェクトは平成16年度受託研究として280万円の研究費を頂きました。) 報告書ないし論文は、例えば、

「知的財産関連政策や制度」

「沖縄ブランドの構築とビジネスモデル」

「ファッション&デザインのイノベーション」

「プロデューサーやクリエーターの育成」

「映画や音楽等エンターテインメント産業によ

る地域革新・離島振興」

「観光資源の知的財産化~開発と保護~」

「技術マネジメントとイノベーション」

「通信と放送の融合とコンテンツ政策」

「ヒーリング、スピリチュアル・ブームの背景」

「アジア・太平洋地域のデジタル・デバイド」

「フィルム・コミッションの比較研究」

「沖縄のクリエイティブ・クラス」

などに関する調査やアンケート結果をもとにまとめ

ていきます。電通論文やフジタ未来経営賞論文にも応募していく予定です。学外より研究資金を獲得した場合には、そのテーマで県外・海外に出かけて調査を行います。社会人の人にきちんとインタビューのできる能力とマナーを磨いておきましょう。ちなみに、平成15年度は、日立INSソフトウェア株式会社より130万円の受託研究を依頼され、「ビジネスのモジュール化アーキテクチャ」に関する調査報告書をまとめました。その際、学生も一緒に京都の堀場製作所、京セラ本社を視察しました。 創作活動や論文・報告書作成のほかに、これらをいかにしてビジネスに結びつけるか、環境問題・貧困・地域社会の振興・医療福祉等にどのように貢献できるか(社会的起業)、先端情報メディアと社会・組織の関係、ブロードバンドやユビキタスの進展、今後の知的財産権の動向等々について全員でアイデアを絞り、毎年、政策提言にまとめていく予定です。 なお、ゼミの報告は、基本的にパワーポイントを活用したデジタルプレゼンテーションです。場合によっては、ウェブ・プレゼンテーションも行います。ゼミの時間だけではなく、私の開講している講義でも練習を兼ねて、プレゼンテーションを行ってもらいます。 卒業時には、論文または課題制作(デジタル作品)のいずれかを選択してもらいます。内地の企業、大手の企業に就職する場合は、必ず卒業論文に取り組んでください。

世界に変化を望むのであれば、まずあなた自身がそ

の変化になれ(ガンジー)

以上のほかにも、社会貢献の一環として、ITを中心としたボランティア活動、国際支援活動にも取り組んでいきます。「世のため人のため」という意識が薄れてきた昨今ですが、皆さんにはそれが自然にできる人間であってほしいと思っています。社会の人たちに喜んでもらい、それを自分たちの喜びとすることができる。そんな生き方がカッコいいと思いませんか?世界中で問題となっている貧困や飢饉、自然環境の悪化、あるいは身近な社会的問題を前にして、「いつか、どこかで、誰かがやってくれるさ」、と開き直るのではなく、「今、ここで、自分からやる!」という心構えをもってほしいですね。世界を変えていくのは、個人個人のほんの小さな勇気と努

力からということを忘れないで下さい。皆さんの温

もりのある選択が明日を形づくるのです。

2006年度 OHSUMI Seminar

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Ⅲ 就職支援について

学生にとって就職は最大の関心事ですね。沖縄は公務員志向が強いようですが、それは止むを得ないと思います。ゼミでは公務員対策や就職対策は特にやりませんが、民間企業を目指す学生には、マンモス私立大学での12年間の指導経験を活かして、いろいろとアドバイスが可能です。 ただし、沖縄キャリア・センターの開設や、琉球大学でのキャリアセンター・ブランチの開設、さらには各種キャリア関連講座が以前に比べて大幅に増えているので、ゼミでは学生からの相談がない限り、とりたてて就職指導は行いません。すでに就職活動過保護状態ではないかと感じています。大学時代にやるべきことはもっとたくさんあります。ただ就職するためだけのキャリア支援教育は、皆さんの心と精神を疲弊させるだけです。真のキャリア教育とは働くことの喜び、そして理想と現実の狭間の中で共に泣き、笑いながら生きていくことの素晴らしさを感じる心を育むことです。 また、私としては、卒業と同時に就職するよりも、語学力を磨き、県の人材育成制度(各種奨学金制度が充実)を利用して、まずは海外留学し、より広い視野と経験を将来に渡る財産として欲しいと思っています。その方が未来の選択肢も大きく拡がります。 今の小さな自分を基準に職業選択を行うよりも、より経験を積み、一回り大きくなってからの方が、生涯を賭けるにふさわしい選択ができるのではないでしょうか。

なお、沖縄でもインターンシップが採用されるようになっています。どうしても新卒で就職したいのであれば、積極的に参加して、社会人になるとはどういうことかをしっかりと考えておきましょう。 過去のゼミ生の主な就職先はホームページに紹介しているのでそちらを参考にしてください。県庁(3名)、沖縄銀行(3 名)、CSKなどIT系企業(11名)に就職したOBが多めです。法文の中では大手IT系企業で活躍するOBが一番多いと思います。県外・海外大学院進学者も増え始めました。

Ⅳ 講義形式・注意事項など

□ ゼミの時間は、指定されたテーマのディスカッ

ションやプレゼンテーション、各種活動の打ち合わせが中心となります。テーマは、時事問題やグローバル=ローカル軸を考慮して、机上の空論にならないような内容で設定します。

□ メディア・リテラシーを養うために、国内・海外の新聞雑誌、ニュース番組、ブロードバンド向けコンテンツ、話題の映画や音楽なども教材として活用します。

□ ゼミの時間にパソコン等の技術指導は行わないので、学生同士で習得する形になります。

□ 連絡事項は、すべてインターネット(メーリングリストと携帯用BBS)で行います

□ 無断欠席・遅刻は除籍します。(当然のことです) □ 私の開講科目(経営組織論・組織変革論・情報管理特殊講義などの専門科目、現代経営の仕組み、コンピュータ科学と情報などの共通科目)は必ず受講してください。すでに履修済みの場合は、指定したテーマの時間だけ参加してください。

□ 学外でのフィールドワークや県内施設の見学、ゼミ行事は2週間前には連絡するので、それにあわせてスケジュールを調整してください。アルバイトやサークル活動による欠席は認めていません。コンパやゼミ合宿は全員参加です。

□ 実際のデジタル作品やコンテンツ制作作業は、ゼミの時間以外に行うことになります。

□ 夜間主の学生でも受講できますが、講義時間以外にも企業・施設見学やフィールドワークがあるので、それが可能な学生に限ります。

□ 次の書籍は学部生にはちょっと難解ですが、三年次前半の輪読教材に予定しています。一緒に知の汗かきましょう。Amazon.co.jpなどのユーズド・ブックコーナーで安く購入できます。早めに手に入れておいてください。

「ネクスト・マーケット」(C.K..プラハラード)英治

出版 2800円 (経営的なアプローチで世界の

貧困を解決するためのアイデアと事例が紹介されて

います。先進国の企業、大学、NGO等はここで紹

介されているBOPという考え方をもっと積極的に

取り入れるべきでしょう)

「複雑な世界、単純な法則~ネットワーク科学の最

前線」(マーク・ブキャナン)草思社 2310円

(経済や経営にも適用可能なネットワーク科学の知

見が明快に議論されています)

2006年度 OHSUMI Seminar

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Ⅴ 来年度ゼミ募集について

来年度ゼミ生は次の要領で募集したいと思います。ゼミ生には、研究室としての活動にも参加してもらいます。そのつもりで応募してください。 □ 募集定員 上限6名から8名で募集します これまでゼミ生は、11名、7名、8名、12名、11名、16名、9名と推移しています。(なお、過去二年間は海外研修のため、ゼミ募集を停止していました。そのため、現在、ゼミ生はいません。)やはり人数が増えると質が低下すること、また、総合社会システム学科の学生対教員数の比率から考えると3、4名程度でもいいようにも思えるので、この定員で募集します。 個人的な希望としては、沖縄出身の学生、県外からの学生、留学生・留学経験者がそれぞれ三分の一ずつくらいの構成をとりたいところです。また、専攻を問わず、色んな学生にきて欲しいですね。できれば、学部を超えて学生募集ができるといいのですが、制度上、ゼミでは無理のようです。同質的な学生だけが集まるとゼミとしての刺激に欠け、創造的な活動も鈍くなってしまいます。 異端、異能、異彩に異才、そして破天荒。異なる考え方や価値観のぶつかり合い、そして相互理解が創造力の源です。最近は「ダイバーシティ」(多様性が組織の活力を生み出す)という考え方が主流です。 □ 事前面接 2月17日(金)午後4時から7時の間を予定しています。 メールで予約した上で、事前面接を受けてください。仮登録前に面接を受けることもできます。その場合は必ずメールで日時の予約をしてください。ホームページに追加情報などが掲載されるかもしれません。もしアドレスを忘れてもYahooなどの検索サイトから、「大角研究室」で検索できます。 次のアドレスに、著作権問題と創造性に関するFlash の動画クリップが掲載されています。この内容についても質問するので、皆さん自身の考えを整理しておいてください。(特に①の内容) ① ローレンスレッシグ氏のフリーカルチャー講義:著作権と創造性に関する議論がFlashムービー

で展開されています http://ittousai.org/lessig/lessig_free_culture_japanese_1.1.swf (Flash Playerが必要ですが、たいていインストールされています) ② クリエイティブ・クラスの台頭に関する記事 http://www.creativeclass.org/acrobat/TheWorldIsSpiky.pdf (英文ですが分量が少ないので何とかなるでしょう。英語の出来る人に訳してもらってもOKです。) ③ 可能であれば、2月3日(金)5時間目に法文新114 教室で開講されているコンピュータ科学と情報(IBMの増田氏が担当し、ユビキタス社会に関するディスカッションを行います)を聴講して、面接の際にその感想を聞かせてください。 □ 面接合否の基準 これまでの大学での成績は一切関係ありません。現在の大学での成績はそれほど厳密な評価ではないし、大切なのは過去ではなくこれからの意欲です。とりわけ、情報通信、メディア関連分野や知的財産分野への関心と、語学習得への意欲を問いたいと思います。単に映像編集がしたいとか、作曲がしたいだけの学生は遠慮してください。 皆さんが面接でアピールしてくれた内容を参考に決める予定です。もし面接に自信が無ければ、このゼミを選択したい理由をできるだけ詳しく事前にメールしてください。

付記 2006年度講義案について

2006年度は、概ね以下のような講義の進め方を予定しています。仮登録合格者が決まった段階で、学生の希望などを取り入れ、多少変更することもあります。講義四回で一つのテーマを議論します。議論の内容はきちんと報告書形式でまとめ、一年後に製本ならびにデジタル化する予定です。

【前期に予定しているテーマ(例)】

■ 21世紀、資本主義の行方と幸せの再定義

・ 日本の21世紀ビジョンと人間力・創造力 ・ 少子高齢化(本当は素晴らしい少子化)

2006年度 OHSUMI Seminar

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・ 会社は誰のものか~新企業買収の時代~ ・ 世界のメディアが伝えたホリエモン騒動 ・ 脱物質文明からみる地球環境問題 ・ お金の役割(ゼロから億万長者へ) ・ 国民総幸福を唱えるブータン王国 ・ スピリチュアル・ブームの背景 ・ 豊かさと幸せの再定義 (参考文献の一例)

・「20世紀は人間を幸福にしたか」(柳田邦男)

・「カサンドラのジレンマ」(地球の危機、希望の歌)」(ア

トキンソン)

・「熱帯雨林が教えてくれること(21世紀型企業経営とは)

・「金儲けがすべてでいいのか」(ノーム・チョムスキー) ・「エンデの遺言」(河邑=グループ現代) ・「ミニオネア・マインド(大金持ちになれる人)」(エッカ

ー) ・「人間の安全保障」(アマルティア・セン) ・「もっといい会社、もっといい人生(新しい資本主義社会

のかたち)」チャールズ・ハンディ ■ クリエイティブ・クラスの台頭と知的財産

・ リチャード・フロリダのクリエイティブ・クラスを吟味する

・ 沖縄のクリエイティブ・クラスを探る ・ 著作権強化と創造性 ・ 流行とファッションの仕掛け人 ・ ハリウッドとディズニーの知財戦略 ・ 伝統文化・芸能と知的財産権 ・ 中国、韓国、インドの映像産業 ・ 創造的組織を考える ・ イノベーション(革新)と創造性 ・ 韓国の映画政策(経済と文化) (参考文献の一例)

・ Creative Class (R. Florida) ・「コモンズ(ネット上の著作権強化は技術革新を殺す)」

(ローレンス・レッシング) ・図説BRICs経済(門倉 貴史) ・日本のコンテンツビジネス(猪熊 建夫) ・ コンテンツ関連政策に関する経済産業省資料 ・Managing for Creativity, R.Florida=J.Goodnight

■ 科学技術と創造性(ITとバイオ関連技術中心)

・ 科学技術は幸せをもたらしたか ・ 情報文明論を読み解く

・ 情報メディア技術と創造力 ・ 高度監視社会の到来~不信がもたらすもの~ ・ 映像産業とコンテンツ産業に活きるIT技術 ・ クローン技術をめぐる議論再考 ・ バイオ産業と遺伝子特許をめぐる議論 ・ 創造性と倫理(情報倫理・生命倫理) (参考文献の一例)

・「人間の終わり(バイオテクノロジーはなぜ危険か)」(フ

ランシス・フクヤマ) ・「バイテク・センチュリー」(ジェレミー・リフキン) ・「デジタル遊牧民」(デビッド・マナーズ) ・「デジタル・エコノミー(ネットワーク化された新しい経

済の幕開け)」(ドン・タブスコット) ・「文明の進化と情報化(IT革命の世界史的意味)」(公文

俊平) ・「情報の文明学」(梅棹忠夫) ・「スマート・モブズ(群がるモバイル族の挑戦)」(ハワー

ド・ラインゴールド) ・「グローバル・ヴィレッジ(21世紀の生とメディアの転

換)」(マクルーハン=パワーズ)

回 講義の進め方(例)

1 テーマ説明・解説 資料等の紹介

2

3

学生によるプレゼンテ

ーションと質疑

論点の解説と要約・図解

課題整理

4 総合ディスカッション&留学生による英語指導

□ テーマの総整理(報告書形式で提出)

□ 時事問題の検討 毎回、約30分程度、時事問題の検討を行います。新聞や雑誌記事、インターネットで収集した情報、テレビ・ニュースなどを活用して、世界の動向を理解することを目的としています。経済や経営だけでなく、広く政治や社会、科学技術、芸能やスポーツなども含めて話題を展開します。 □ 知的財産に関連する情報収集と分析 ゼミの講義時間以外に、研究室の活動として、知的財産に関連する政策や実態に関する情報収集を行います。沖縄では知的財産意識がまだまだ低いので、今後の政策提言につなげるための情報収集と分析を行います。

2006年度経営学演習Ⅰ:開講時間:火曜 4限(経営学演習Ⅰ)

・多賀担当演習のテーマ:「会計情報と企業行動:企業行動を分析する力の育成!」 一年間の企業行動の成果や経営者の意思決定の成果は、企業の作成する会計情報に集約されます。投資者や

株主・債権者ひいては地方公共団体などの関係者は、企業が作成する会計情報を用いて種々の意思決定を行な

い、さまざまな行動をおこします。会計情報は現代社会の中でさまざまな影響力を及ぼしているのです。我々のゼミ

では,現代社会において影響力のある会計情報を読み解く能力を養い,会計情報を通じて企業行動を分析する力

を 2 年間かけて養っていくことを目的とします。企業行動分析をメインとするので,会計に限らず,経営戦略,ファイ

ナンス等関連学問も学ぶことになります。

・使用するテキスト 伊藤邦雄「ゼミナール現代会計入門(第 5版)」日本経済新聞社,2005,を輪読する予定です。 ※ 今年度は上記に加えて桜井久勝「財務諸表分析(第 2版)」中央経済社,2003,を購入してもらいます。後期には個別研究Ⅰで輪読するテキストを購入してもらいます。

・演習の進め方 テキストの輪読・討論形式で進めていきます。テキストの各章を 2人 1組で割り当て,報告担当者はレジュメを作成して報告してもらいます。その後,報告内容をもとにして討論・多賀からの補足説明等を行ない

ます。後期は学期末リポートを作成するためのサブゼミとして個別研究Ⅰを別途開講します。 ※ 今年度火曜 3限に 4年ゼミが実施されます。原則として 3年生には 4年ゼミに参加してもらいます。4年ゼミでは桜井先生の「財務諸表分析(第 2版)」を輪読します。

※ 個別研究Ⅰで輪読する文献は,「キャッシュフロー会計と企業価値評価」に関する文献を考えています。

・履修要件・成績評価 経営学演習Ⅰの評価は学期末リポートの提出と演習に臨む態度で行ないます。リポートの作成は3~4人

1組で取組んでもらいます。今年は 2グループ作り,各グループでテーマをきめてリポート作成を行なってもらいます。

・募集人数・選考基準 2006年度は新規に 8名募集します。メンバーは参加希望者と面談の上決定します。私のゼミに参加を希望する方は,仮登録前に私とメールでアポイントメント([email protected])を取って面談を受けてください。その際に,①将来のビジョン,②何故私のゼミを希望するのか,③どういったゼミにしていきたいか,につ

いて答えられるようにしておいてください。随時面談を実施致します。面談といっても堅苦しいものにする

つもりはないので,気軽?にゼミ選択の相談に来てください。

・約束事項 ① 無断欠席はお断りします(無断欠席2回で以後の参加をお断り=経営学演習Ⅰ不可となります。) ② 提出物の期限を守ってもらいます。 ③ 3年のあいだに日商簿記 2級未取得者は日商簿記 2級を取得してもらいます。 ※ 未取得者に対してサブゼミを実施します。合格目標は 2006年 6月です。3月から始めます。 ④ ゼミ行事には積極的に参加してください。 ※ 歓迎会,前期打ち上げパーティー,忘年会,新年会,後期終了打ち上げパーティー等、 ※ 学生側からの企画は大歓迎です。例えばゼミで旅行したいとか・・・。 ⑤ 愚直に真摯にこつこつと取組む学生を大歓迎します。


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