情報リテラシー講習会

ステップバイステッププログラム Step by Step Program

H：Illustrator 基礎１

(for Illustrator CS2)

九州産業大学 総合情報基盤センター

Illustrator の起動

A：ツール図形を移動したり、加工したり、良く使用するツールがまとめられているウィンドウです。

Illustrator の画面構成

④ [ 新規ドキュメント ] クリック後、[ 名前 ] に『サンダイコーヒー』と入力し、[ サイズ ] は『A4』に [ カラーモード ] が『CMYK』になっていることを確認後、[OK]ボタンをクリックしてください。

Illustrator は、以下のような画面構成で、表示されますが、後に設定することで、自分の使用しやすいように変更することも可能です。

A

B

C

D

ツールの中には、隠れているものもあり、そのツールの右下に「三角マーク」が表示されています。

隠れているツールを表示するには、[ 対象のツールを押したまま ]にします。

隠れているツールが右側に表示されますので、[ マウスポインタを移動し、マウスボタンをクリックする ]ことで、ツールを切り替えることができます。

B：コントロールパレット現在選択している「ツール」の設定が表示されます。

C：様々なパレット（ウィンドウ）図形の色や線の種類などのパレット（ウィンドウ）が表示されています。メニューバーの [ ウィンドウ ]をクリックすると、現在表示されているパレットには、チェックマークが付いています。

D：アートボード起動時に選択したサイズの実線で描かれた範囲内に描画していきます。

① [ スタート ] → [ アプリケーションサーバー ] をクリックします。

② [User ID] と [Password] を入力し、[Login] ボタンをクリックします。

③アプリケーションサーバー内の [ スタート ] → [ プログラム ] → [IllustratorCS2] をクリックします。

1

※各パレットには、右端に、「三角マーク」が付いています。クリックすると、そのパレットのメニューが表示され、各種設定を変更することができます。

作成課題

今回作成する課題は、架空の「サンダイコーヒー」というカフェのオープン記念ポスターです。完成イメージは、以下のようになります。

作成準備（ガイドを作成）

制作では、自分でレイアウトなどを検討しながら作業を行っていく必要があります。「この場所にこの様な形で配置する」などの大まかなレイアウトを決める時などに活用できるのが、「ガイド」機能になります。

ガイド作成には様々な方法がありますが、今回は、定規からガイドを作成する方法を使用します。

①メニューバーの [ 表示 ] → [ 定規を表示 ] をクリックします。

※ウィンドウの左部と上部に「定規」が表示されます。なお、定規の基点は、アートボードの左上になります。

「定規」から「ガイド」を引く場合、「縦ライン」を引く場合は、[「左端の定規」から任意の場所にドラッグ ]し、「横ライン」を引く場合は、[「上部の定規」から任意の場所にドラッグ ] します。

② [「左端の定規」から任意の場所にドラッグしましょう。

ドラッグ

③アートボード上で [ 右クリック ] → [ ガイドをロック ]をクリックします。

※初期設定では、ガイドは、ロックされており、作成後、移動することができません。ガイドを正確な場所に移動する為には、一旦ガイドのロックを解除する必要があります。

※この操作で、ガイドのロックが解除されます。

2

右クリック

③現在は、「コントロールパレット」が「パス」の状態になっています。コントロールパレット内の [X 座標値 ] を『11.2cm』に変更してガイドを移動してください。

ガイドが、X 座標値「11.2cm」の位置に移動します。

④同様の方法で、以下のガイドを引いてください。・X 座標値『17cm』の縦ラインガイド（A）・Y 座標値『19.5cm』の横ラインガイド（B）・Y 座標値『10.3cm』の横ラインガイド（C）・Y 座標値『2.8cm』の横ラインガイド（D）

※完成イメージは、以下の通りです。

A

B

C

D

レイヤーの操作

レイヤーとは、「階層」のことを言い、Illustrator では、ポスターなどを構成する要素（オブジェクト ）を、透明な階層（レイヤー ）の上に配置していきます。初期設定では、ひとつのレイヤー上にオブジェクトを配置しますが、複数のレイヤーを作成して、それぞれのレイヤーに関連するオブジェクトを配置することもできます。

レイヤーは、「レイヤーパレット」で管理しており、レイヤーパレット表示方法は、メニューバーの [ ウィンドウ ] → [ レイヤー ] をクリックします。

①レイヤーの名称が表示されている（現在は「レイヤー１」）場所をダブルクリックします。

先ほどガイドを引いた、レイヤーに『guide』という名前を付けましょう。

②レイヤーオプションダイアログボックスが表示されますので、[ 名前に『guide』と入力 ] し、[OK] ボタンをクリックします。

※レイヤー１の名称が「guide」に変更されました。

テキスト（レイヤー３）

イラスト（レイヤー２）

背景（レイヤー１） 画面上での見え方

イメージ

3

新しいレイヤー「obi」を作成しましょう。

①レイヤーパレットの下部にある [ 新規レイヤーを作成ボタンをクリック ] します。

②先ほど行ったレイヤーの名前の変更方法で、レイヤー２の名前を『obi』に変更しましょう。

③さらに、同様の方法で、以下のレイヤーを作成してください。

・レイヤー３：名称『gazou』・レイヤー 4：名称『text』

※なお、レイヤーパレットで、主に使用する場所の名称と役割は以下の通りです。

クリックで切り替え

クリックで切り替え

表示を切り替えボタンレイヤーの表示、非表示をクリックで切り替えます。

表示 非表示

ロック 非ロック

ロックを切り替えボタンレイヤーの内容を編集不可（ロック）と編集可能（非ロック）を切り替えます。

帯の作成

今回の作成課題で使用する「帯」を配置しましょう。配置する場合、目的によりますが、「アートボードよりはみ出して配置する」のが基本です。

●図形ツールを使用して帯を作成する

②ツールの [ 長方形ツール ] を選択します。すると、マウスポインタの形状が、 に変わりますので、アートボードの X座標値を「11.2cm」に設定したガイドのアートボードより少し上部を始点に下図のようにドラッグします。

①レイヤー「obi」をクリックし、obi レイヤーをアクティブ（編集対象状態）にします。

ドラッグ

※アートボードを約半分を覆うように長方形が描画されました。

③今、描画した長方形に色を付けます。カラーパレットの「塗り」（A）が選択されていることを確認し、[「スウォッチ」内の「カプチーノ」を選択 ]（B）します。

始点

4

A

B

④続いて、[「線」の部分をクリック ]（A）し、[「スウォッチ」内の「カプチーノ」を選択 ]（B）します。

A

B

※これで、長方形にカプチーノの色を着色することができました。なお、この操作でお分かりのように、Illustrator の図形には基本的に「塗り」と「線」という概念があります。

⑤続いて、その他の帯も作成してみましょう。作成場所や色は以下の通りです。

帯 A・・・始点：X 座標値「17cm」ガイドの少し上部　　　　　　　 塗り：スウォッチパネルの「モカチーノ」　　　　　　　 線：スウォッチパネルの「モカチーノ」帯 B・・・始点：Y 座標値「2.8cm」ガイドの少し左部　　　　　　　 塗り：スウォッチパネルの「モカチーノ」　　　　　　　 線：スウォッチパネルの「モカチーノ」

A

B

画像の挿入（その１）

Illustrator には、様々な形式の画像ファイルを挿入（配置）することができます。今回の課題では、「JPEG 形式の画像ファイルと、Illustrator で作成したオブジェクト」の配置を行ってみましょう。

●画像ファイルを挿入（配置）する

①レイヤーパレットのレイヤー「gazou」をクリックし、gazou レイヤーをアクティブ（編集対象状態）にします。

②メニューバーの [ ファイル ] → [ 配置 ] を選択します。

③ファイルの場所は、デスクトップの [ 教材フォルダ ]→ [SSP] → [IllustratorCS2_DATA] を指定します。

※これで、レイヤー「obi」の操作は、完了しました。次からの操作がしやすいように、レイヤー「obi」をロックしておきましょう。

5

④ファイル一覧から [coffee.jpg] を選択し、さらに [ リンクのチェックマークを外し ]、[ 配置 ] ボタンをクリックします。

※リンクにチェックを入れていると、後々画像を変更する場合などで便利ですが、今回は、その必要がありませんので、リンクは外しておきます。

⑤同様の方法で、画像ファイル「coffeebeen.jpg」も配置してください。

⑥配置後、任意の場所に移動する場合は、ツールの [ 選択ツール ] を選び、マウスポインタの形状を

にします。移動対象オブジェクトを移動し、任意の場所にドラッグし、移動してください。

※後の操作でこの２つの画像は、編集（トリミング）しますので、適当な場所に移動していただいてかまいません。

選択ツールについて

選択ツールを使用すると、オブジェクトを選択することができます。オブジェクトの移動や編集は、まず選択ツールで目的のオブジェクトを選択してから行います。選択後、オブジェクトの周りに表示される「バウンティングボックス」を使うと、拡大・縮小などを行うこともできます。

●マウスポインタの形状についてマウスポインタの形状は、場所によって変化します。マウスポインタの形状 意味

何もない場所

オブジェクト上部

選択したオブジェクト上部

●オブジェクトの選択オブジェクトを選択すると、オブジェクトの周りに「バ

ウンティングボックス」が表示されます。

バウンティングボックス対象オブジェクト上で

クリック

●複数オブジェクト同時選択（ドラッグ）選択したいオブジェクトの一部をドラッグで囲むと、

複数選択することができます。

対象オブジェクトの一部を囲むようにドラッグ バウンティングボックス

●複数オブジェクト同時選択（Shift+ クリック）一つ目のオブジェクトを選択して、２つめ以降のオブ

ジェクトを [Shift ボタンを押しながらクリックする ] と複数オブジェクトを選択することができます。

１つ目のオブジェクトをクリックして選択

２つ目以降は、「Shift+ クリック」で選択する

6

●オブジェクトの移動オブジェクトをドラッグすると、移動できます。

※「Shift」キーを押しながらドラッグすると、移動角度を 45 度ずつ固定して移動可能です。

●オブジェクトのサイズ調整選択時に表示されるバウンティングボックスの「バン

ドル」にマウスポインタを合わせ、ドラッグすることによりサイズを変形することができます。

ドラッグ

ドラッグ

画像のトリミング

トリミングとは、画像を形に切り取ることをいいます。Illustrator を使用すれば、簡単にトリミングが可能です。

①画像を配置したい場所、配置したい大きさ、形の図形を描画します。今回は、X 座標値 11.2cm と、Y 座標値 19.5ccm のエリアに合うように [ 長方形ツール ]を使用して四角形を描画します。

X 座標値 11.2cm

Y 座標値 19.5cm

「長方形ツール」を使用して、四角形を描画

※トリミングは、トリミング対象画像に重なるように、オブジェクトを配置しなければいけません。画像

「coffee.jpg」をトリミングでは、画像を描画したオブジェクトと重なるように移動しておいてください。

②トリミング対象の画像「coffee.jpg」と描画した四角形オブジェクトを同時に「選択ツール」で選択し、バウンティングボックス内で [ 右クリック ] → [ クリッピングマスクを作成 ] を選択します。

③ツールより [ ダイレクト選択ツール ] を選び、トリミングされた画像をクリックします。この選択ツールを使用してトリミング画像を選択すると、トリミング対象の「coffee.jpg」が選択されます。さらに、ドラッグで移動すると「coffee.jpg」を移動でき、表示される部分を変えることができます。[ カップのとってがアートボードから若干はみ出している程度に移動 ] してください。

※描画した四角形オブジェクトの形状で画像「coffee.jpg」がトリミング（切り取り）されました。

ドラッグクリック

⑤続けて、画像「coffeebeen.jpg」 も ト リ ミ ン グ し ましょう。ツールの [ 長方形ツール ] を押しっぱなしにし、隠れたツールから [ 楕円形ツール ] を選びます。

④トリミングすると、自動的に、カラーパレットの「塗り」と「線」が無し（斜線が入る）になりますので、次の操作のため、[ 線の色を黒 ] にしておきましょう。

クリック

7

⑥楕円形ツールを使用し、[ 画像「coffeebeen.jpg」上でドラッグ ] し、正円を描きます。なお、Shift+ ドラッグで、正円を描くことができます。

Shift+ ドラッグで正円

⑦元画像「coffeebeen.jpg」と描画した正円オブジェクトを「選択ツール」で選択し、バウンティングボックス内で [ 右クリック ] → [ クリッピングマスクを作成 ] を選択します。

⑧ 選 択 後、[ ダ イ レ ク ト 選 択 ツ ー ル ] を 使 用 し、「coffeebeen.jpg」 の 表 示 範 囲 を 調 整 し ま す。 さ ら

に、[ 選択ツール ] に持ち替え（切り替え）X 座標値11.2cm と Y 座標値 19.5cm が交わるあたりに配置してください。

※上記イメージは、トリミングした「coffeebeen.jpg」の周りに一回り大きな正円を描画しています。

画像の挿入（その２）

次は、他の Illustrator ファイルからデータを配置（コピー＆ペースト）します。

今回配置する「ロゴ」「イラスト」「地図」は、予めIllustrator で作成し、別ファイルとして保存していますので、そちらを起動してみましょう。

①メニューバーの [ ファイル ] → [ 開く ] をクリックすると、「開くダイアログボックス」が表示されます。すでに、ファイルの場所が、「IllustratorCS2 ＿DATA」が選択されていますので、その中から以下のファイル名のファイルを開いてください。

ファイル名 内容rogo.ai サンダイコーヒーのロゴ ( 大と小 )tukue.ai サンダイコーヒーイメージイラストtizu.ai サンダイコーヒー地図

② Illustrator の画面は、最後に開いたファイルの画面になっています。表示ファイルを切り替えたい時は、メニューバーの [ ウィンドウ ] → [ 表示させたいファイル名 ] をクリックすると、表示ファイルを切り替えることができます。

※現在表示されているファイルには、チェックマークが付いています。

③ロゴを配置しましょう。画面を [roto.ai] に切り替えてください。その後、[ 選択ツール ] を使用し、[ 大きいロゴ ] を選択してください。さらに、メニューバーの [ 編集 ] → [ コピー ] をクリックしてください。

④メニューバーの [ ウィンドウ ] → [ サンダイコーヒー ]をクリックし、画面を切り替えた後、メニューバーの [ 編集 ] → [ ペースト ] をクリックしてください。

⑤ロゴが、配置（貼り付け）られますので、[ 選択ツール ]を使用し、次ページの図のように、移動してください。

8

⑥続いて、下図のように配置してみましょう。

※アートボードから若干はみ出して配 置 し ます。

※これで、レイヤー「gazou」の操作は、完了しました。次からの操作がしやすいように、レイヤー「gazou」をロックしておきましょう。

ペンツールについて

「ペンツール」とは、Illustrator の操作において使用頻度のとても高いツールです。ペンツールを利用して画面上でクリックやドラッグすることにより、線を結んでいくような感覚で自由に直線や曲線及び図形を描画することができます。

●直線を引くペンツールを選択し、アートボード上の２点を続けて

クリックすると、２点を結ぶ直線を引くことができます。

① ② ③

①始点となる場所をクリックします。

②終点となる場所をクリックします。

③直線を引くことができます。

※ Shift キーを押しながら終点をクリックすると、描画角度を 45 度ずつ固定して描くことができます。

※続けて別の場所をクリックすると、さらに直線を描画することができます。

※ Ctrl キーを押しがなら何もない場所をクリックすると、一旦、直線を確定することができます。Ctrl キーを離すと、ペンツールに戻りますので、引き続き別の場所に別の線を引くことも可能です。

パスの名称Illustrator では描画した線を「パス」と表現します。

パスは、以下の名称の内容で構成されています。

アンカーポイント

セグメントパス

方向線

●図形を作る（クローズパス）連続した直線を描いていき、最後に始点をクリックす

ると、始点と終点がつながり、線で囲まれた図形を描くことができます。このような閉じた形のパスのことを「クローズパス」と呼びます。なお、始点と終点がつながっていないパスのことを「オープンパス」と呼びます。9

① ② ③

①連続した直線を描いた後。

②始点をクリックする。 ③図形（クローズパス）を描くことができる。

●曲線を描くペンツールでドラッグすると、ドラッグ開始位置には

「アンカーポイント」、ドラッグ終了位置には「方向線」が作成されます。続けて、別の場所をドラッグ及びクリックすると、曲線を描くことができます。

なお、下図③のように両方向に方向線が出ているアンカーポイントを「スムーズポイント」と呼びます。

① ② ③

ドラッグ

ドラッグ

①描画した直線のアンカーポイント上にマウスポインタを合わせ。

②別の場所で下方向にドラッグする。

③山形の曲線を描くことができる。

●直線と曲線を組み合わせる

直線と曲線を組み合わせて描くことも可能です。先ほど紹介した「スムーズポイント」に対して、角に

なっている（方向線が出ていない及び１方向にしか出ていない）アンカーポイントを「コーナーポイント」と呼びます。

スムーズポイント

① ②

③ ④

⑤

ドラッグ

②ドラッグすると、方向線がでます。

③曲線を描くと、終点がスムーズポイントになります。

ドラッグ

④終点をクリックすると、スムーズポイントがコーナーポイントへと変化します。

⑤最後に別の場所をクリックすると、曲線に続けて直線を描くことができます。このように、スムーズポイントとコーナーポイントを組み合わせることで、様々な直線と曲線の組み合わせを描画することができます。

14.　文字（テキスト）を入力の基本

Illustrator に文字（テキスト）を入力する場合は、ツールの「文字ツール」を使用します。初期設定では、文字は、横書きですが、文字ツールには、隠れたツールもあり、それらを使用すると、縦書きもできます。

●文字入力方法文字を入力するには、「文字ツール」を使用します。

文字ツールを選択中、マウスポインタの形状が、 に変化します。

文字（横）ツール 文字（縦）ツール

①任意の文字ツールを選択後、任意の場所、大きさにドラッグします。

ドラッグ

※ドラッグ後、ドラッグしたサイズの「テキストエリア」とその内部に「カーソル」が表示されます。

※カーソルとは、テキストエリア内に点滅している「縦棒」のことで、カーソルの位置に文字を入力できます。

テキストエリア

※「コントロールパレット」が「文字」に切り替わります。このパレットで、各種設定を変更することができます。よく使用するパレットは、「文字の塗り、線の色や線の太さを変更するエリア（A）」と「文字の種類やサイズなどを変更するエリア（B）」です。

A B

②入力前に、文字の設定をあらかじめ決めておきたい場合は、「コントロールパレット」の「文字パレット」にて任意の設定に変更しておきます。

③任意の文字を入力します。

④文字を確定させる場合は、[Ctrl キーを押しながら何もない場所をクリック ] するか、ツールの [ 選択ツールに持ち替え何もない場所をクリック ] します。

10

⑤確定後に文字の設定を変更したい場合は、[ 選択ツールで対象文字を選択後、文字パレットなどで、設定を変更 ] します。

⑥確定後に、文字を追加及び修正したい場合は、[ 選択ツールで、対象文字をダブルクリック ] します。カーソルが表示されますので、任意の修正を加えます。

カーソル

※最初に作成した、テキストエリアを超える文字数を入力した場合は、[ 選択ツールで選択後、サイズ変更する ] と、隠れいる文字を表示することができます。

ドラッグ

●クリックして入力を開始する[ クリックし、カーソルを表示 ] し、入力することもできます。入力後の編集方法は変わりませんが、クリックして入力した文字は、選択ツールで、ドラッグすると、文字のサイズが手動で変化します。

文字を入力する

今回入力する文字は、以下の通りです。位置などについては、完成イメージを参考に配置してください。

入力文字 文字設定

安らぎと休息の一杯

縦書きフォント：小塚ゴシック std

フォントスタイル：Hフォントサイズ：60pt

カラー：白サンダイコーヒーでは、焼きたて、

挽きたてで、縦書き

フォント：小塚ゴシック stdフォントスタイル：Hフォントサイズ：15pt

カラー：黒お届けいたします。ぜひ、

お試しください。

入力文字 文字設定

OPEN 横書きフォント：小塚ゴシック std

フォントスタイル：Hフォントサイズ：72pt

カラー：黒20XX/X/X

オリジナルフレーバーコーヒー

横書きフォント：小塚ゴシック std

フォントスタイル：Hフォントサイズ：13pt

カラー：モカチーノフレーバーコーヒーとは、欧米などで愛されているコーヒーで、その名の通り香りの付いたコーヒーです。サンダイコーヒーでは、自家焙煎したこだわりの豆を独自の焙煎技術で抽出した芳醇な香りと味わいをぜひ、お試し

ください。

横書きフォント：小塚ゴシック std

フォントスタイル：Rフォントサイズ：9pt

カラー：黒

入力文字 文字設定

SANDAI COFFEE

横書きフォント：小塚ゴシック std

フォントスタイル：Hフォントサイズ：24pt

カラー：白ADDRESS：福岡市東区香椎□丁目□の□ 横書き

フォント：小塚ゴシック stdフォントスタイル：R

フォントサイズ：12ptカラー：白

TEL：092-XXX-XXXX

MAIL：XXX@kyusan-u.ac.jp

11

文字を装飾する

文字を装飾することで、よりインパクトのある文字にすることなどができます。今回は、画像に「SANDAI COFFEE」とコーヒーカップにロゴが入っているようにしてみましょう。

①下記の設定の文字を下図のように配置しましょう。入力文字 文字設定

SANDAI COFFEE

横書きフォント：F 小塚ゴシック Std

フォントスタイル：Hフォントサイズ：23pt

カラー：黒

②選択ツールで、入力したテキストを選択し、メニューバーの [ 効果 ] → [ ワープ ] → [ 円弧 ] をクリックします。

③ワープオプションダイアログボックスが表示されます の で、[ カ ー ブ を『-14 ％』][ 変 形 の 水 平 方 向 を

『14％』][ 垂直方向を『-4％』] に設定し、[OK] ボタンをクリックしてください。

※各ダイアログボックスに「プレビュー」のチェックボックスが付いている場合、チェックを入れると、現在の設定状況でどのような変化がでるかを確認しながら作業できますので、ぜひ、活用してください。

※設定終了後、文字が円弧状にカーブし、カップにプリントされたように配置されました。

ファイルを保存する

最後に、ファイルを保存しましょう。①メニューバーの [ ファイル ] → [ 別名で保存 ] をクリッ

クします。

②任意の保存場所を指定し、[ 保存 ] ボタンをクリックします。その後、下図のようなダイアログボックスが表示されますので、[OK] ボタンをクリックします。

※自宅などで、Illustrator のバージョンが異なる場合は、上図ダイアログボックスでバージョンを変更し、保存しましょう。

12