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Kobe University Repository : Kernel · Shobha Arora 女医によるA. prcliminary re凹I"l011...

Date post: 03-Aug-2020
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Kobe University Repository : Kernel タイトル Title 足の外科に関する国際的学術交流 (国際交流研究報告)( 国際交流研究報告) 著者 Author(s) 藤井, 英夫 / 佐藤, 掲載誌・巻号・ページ Citation 神戸大学医学部神緑会学術誌,7:143-145 刊行日 Issue date 1991-06 資源タイプ Resource Type Departmental Bulletin Paper / 紀要論文 版区分 Resource Version publisher 権利 Rights DOI URL http://www.lib.kobe-u.ac.jp/handle_kernel/81007199 Create Date: 2017-12-18
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Kobe University Repository : Kernel

タイトルTit le

足の外科に関する国際的学術交流 (国際交流研究報告)(国際交流研究報告)

著者Author(s) 藤井, 英夫 / 佐藤, 進

掲載誌・巻号・ページCitat ion 神戸大学医学部神緑会学術誌,7:143-145

刊行日Issue date 1991-06

資源タイプResource Type Departmental Bullet in Paper / 紀要論文

版区分Resource Version publisher

権利Rights

DOI

URL http://www.lib.kobe-u.ac.jp/handle_kernel/81007199

Create Date: 2017-12-18

神純金学術誌 前 7巷 1991年

国際交流研究報告

足の外科に関する国際的学術交流

1 足の外科研究会と国際交流のめばえ

#.連日本人町生活峠式は内くより欧米のそれと若し

く院なっていたため、 rJEJに附する日記拙や配岨が決

して十分であったとはいえなし、ところがここ位十年

来 生前陣式的急速な欧米itに伴い足の侠,U,I.に片する

誼訴が高まってきた。ここ股近 ー舵太衆の聞におい

ても闘え1;(外J王位靴、強剛ほiIf、中且1'1捕や揃風そ

して瓜平足陣.i'::や且に対する靴の諸問姐など足の侠血

や聞書に片する認識が強くなってきたことは衆illの'11

1.;である.

f~者は 1962年より l 年半に巳り.神声医科大?の整

院外科教室に1Eff中.米同町 2-3の耐院で臨床医学

を研修する開会があったが、その当時米間では多〈町

柑院で足部臨忠"".J"Iの外来診がittけられ、ま た、前述

のような侠.'.1.1,Iニ対し多くの手術的治柑が盛んに行われ

ていた。Lかし、 これらの在l11の多 くは本却では当時

過辿する機会もなく、また前線町村象にもならない侠

也であって、臨床上あまり研修するにfdliLないものと

唱えていたのは当時間学Lていたf夜行のみではなかつ

世合副院姫路号円リア病院 蕨井英夫

佐藤 進

たと目。われる。 このよヮに、 ~X米においては 月時より

既に並行分析 (gailanalysis)や四粧の '1:体 F(biomechanics)などの1M健医7μ栴われた ')山に

閲する臨庶民午がかなりi並んでいたのである。

以上のよヮな時械をふまえ n本監形外科マー会々 nのイLt;が足部棋忠を専門に世話干的に仕ll.A研究する41主

性を痛感L.III州151年 'A本足的外科研究会J が誕生

するにfった。そして、 1ザイ1'.:1凹同研究会を間臨し先

迎~ril,~1の足部外科町権威再のみでなく 、 広〈諸外向よ

り同叫の暫肥外科医を迎ぇ、「且町外科J に1閉するl‘l眼的な学術交流が行われるようになった。そLて I,,'J

研究会をi曲じて本却におけるこれら院忠町/'(:術研究や

柏崎町出掛に努めてきた.

2 国際的学術交流の歩み

rpド足の外科研究合において、本柿的な 1 ,~1際交流が

行われるよ?になったのは、附制5011後'ドからで 自主

8田町本研究会(附痢158SlO:会民京京大学医q部教昨

外科 ilnIIlf{一教授)ではインドjιの外科字企々 J~

第15回日本Eの舛科研究会々場{平成2年 6同30日-7月 1日開催)

- 143-

Dr. Surec::hwar Pandy が~(j刊されインドに必ける足部

疾血iti掛町現状につき特別措摘が行われた。その内脊

は多・止に亘ったがrlJでむ足師足間節町結棋や、ポリオ

佐遺症による足部変尼の拍蝉など靴1~町本刊における

それらを組起するに且るものであった。又、台前者I立

高義医院の腕前栂医師はアキレス肱恒輔症に閲する台

間における中 q.:.~I:.の調査制H~a.行い、その 3%の生徒

に同制の短輔厄カtil,&.めらオL、よ腿四宮I筋短縮症との量

別の必婆刊を説くなど、骨l五l々の生活現場や、軽師事

情などが様々と臨忠に附与する点、怯"興味深いもの

があった。 また昭和田年、部10四円本会(会長 他

下持久山 神高川県立こども哨院医娘セ〆ター)はフ

ランスの1.M. Meyerならびに米[;![Q).Mc. L. Clayton、

両医師を相侍し、前者は距什下関節町制帯陣=,'{-の[H[旭

日』につき.また、能者は足銅lの Rheumatoidfoot de

fOl"mities円前曜の前一入者で、それらの下術的的蝦

法に片し Videoを刷いてi1tiiiiが行われた。その佐 晶

止の研究会では米l到における先克性内lえhUfi曜の捕直

おである Dr.V. TlIrc::oによる先天性向IiJ止の早期11三

術相法、また、 InlernationalCollege of Medicine and

Surgery of lhe Foot. Roma Ilalyの、 Dr.V. ValCI11iや

Free University of Barcelona町 Prof.A. Viladolなど

の招待湖柿のはか、 ドイ Yの Hcidelberg.k?の Lulz

1a l1 i 教授による凪平足陣詳の~mUJ姐など、世州特巨lか

らの足の外科に閲する多くの IOplCSが"11:<全日と共

に討椛される機会を向た。 また. orl不n63年町本

揖璃中の Prof.R. Mann

告では中巨lより 3i抗姐(三則自~Jmo:: J1.15ii前、 '(子髄旧版

由貿炎所致足部若干形手術的械.,ωI1庄弁、筋lli布的措

小腿JE部多感染印I]I(白及厳:m:!.f形)の鰍f・1が行われた。

その他、平成元均出1<闘の本会(会H 日本大学医主

部燃形外科、佐野副司教授)では、イ μ ド盤形外朴VベShobha Arora女医による A.prcliminary re凹I"l011

tuberculosis arrcct淀川 offootの蹴姐世.J<.1J(特に企uの

iJ目をあつめた.

3.平成 2年における国際学術交流

此度、平成 2年 部15四日ぷ足町外科研究会は. JI

才、筆者が全員に任命され 6Jl30目、 7月 i日の両日 、

神戸国際会議場メインホールで開催された。

この研究会には一般講柿82摘題と外人招待講酬をも

含め特別摘出 2 姐カずは択され、書'~I者450名と共に

泊先な討議が行われた。

此度、相牌された外人は 21:'1で、米l‘lの14部外科の

構成者である RogerA. Mann教授、ならびに南米、

Paragu町内整尼外科学会jι Dr.Fuan Daniclであっ

た.

Dr. H. fo.lann 1:.1: Associate ClinicaJ Prof. Dept. of

Orthopcdic Surgery UnIversilY of California School of

Mcdicinc. San(ranc時四でまたサンフラ〆ンスコの

Shrincrs 11。叩i1alCrippJed ChiJdrenの歩行分析研究所

長をj刷工し、印刷年内米阿且の外科学会J<も腔任し.

現症の*向における且部外科の基健的研究ならびに臨

第15回日本足6

Dr. F. Danlel, RecepUon partyにで

-144-

一》

神緑全学荷誌拙7巷 19ゆ1年

床医学分野での第一人者である.そして、 1986年出版

された世の著書 rSurgeryof the F∞tJ liA 4版、 833

Hに及ぶ大作で他曹の迫世を併さないものである。

以上より、今回、 Prof.R. Mannの永年に亘る研究

分野である rDiomechanicso{ the F回 tand AnkleJの

i貧血で i時間町講摘が行われ、その接、会且との活尭

なu障が行われた。僻摘内容の聾旨は下記の釦くであ

る。

入額がその特叡である直立2脚歩行を行う上で、足

都足関節の骨惜や各関節の帯感、そ してそれらを

dynamicに把持し‘動かしてゆ く粗帝や筋醇が如何に

合目的々に遺られ、またそれらが如何に 2脚歩行を円

滑にしているかを歩行分析と同所解剖学の立場よ 。解

明した詳細な研究報告であった。そLてその諸機はそ

れらの基礎的な研究を臨床分野に広〈応用L、足聞の

極々 な変貫主疾患やS霊能障害などの嘗断や治自信法にまで

冒且した。

このようなE部足 関節 の器礎的分野である

biomechan口や kinesiologyに間 Lては本邦では、ま

とま った研究報告が少なく.書加者にとって極めて有

意轄で興味揮い講演内容であったと評価されている。

朝日の 6Jl30日の研究会終了陸、レセプション ー

パーティ ーが行われたが、その席上、師連のパラグ7

イより来訪した Dr.F. Daniel は自国の医療事情を説

明 L‘現在パラグγイは経済状態治噌t常に困窮1.-.現

荘の高度医串妓術に対応し押る医蝦磁器が匝めて不足

した状聾であって、手術唱で世用する.倒えば関節続

やレントゲJ透視手持ilJWなどの購入は殆ど不可能で

あり、臨床治時に極めて悶障な現杭にある、とのこと

であった.

VII-一方、 Prof.R. Mann 11本研究会終了桂、 Post

Congressの車式で神戸大学医学部監車外科を冒頭に

虫 1Iこ示 した日程に従い路大学の藍器外務教室を防

れ、それぞれの大学で荊棟回酵を行う他、表Eに示し

たEの外科の topicsについて長時間にEり各大学で

苦手整形外科医に付L研修閥抗を行った。

かくして、 Dr.Mannは2週11日の冊目期間中を日本

足の外科研究会のみでな〈刑通の各大学に必いて極め

て制力的に講誼を行い、足の外科に閲する基礎的研究

や臨床上司諸問題を過じ、本邦の盟都舛科医と広〈字

情的責涯が行われたものと革者は確帽すると共に、こ

れら町学術交流が本邦におけるこれら路疾患の泊僚や

研究の高描に今桂大いに寄与するものと確信してい

る。

[袈 1) postト congress の日程と~il大学

7月2日 神戸りた学医学部整醇舛科教室日置畑和宕執控)

7月3目、 奈良県立医学大学藍形外科教室

(玉井進宜主投)7月5日 鳥取大学医学部監市外科教室 、

(山本古車数段}7月8日 北海道大学医学部整形舛科教室

{金出ft'l志教授}

[褒llJ聾Iで行われた針。f.R. Mannの;清麗

1. Hallux valgus 2. Ruptures of the posterior tibial tendon 3. Jlallux rigidus 4._, Metatarsalgia 5', Biomechanics of the 1001 and ankle 6. Ankle ligament reconsruction 7. Fusions about the foot and ankle 8. Rheumaloid arthritis

3.むすび

本縞は足の外科に閲する国際究班の学術前文では

児々ないが、本邦における足の外科に閲する国際的学

荷主流が日本足のタ陣十研究会を通じてどのように行わ

れ、そして、それがこれらの医学分野に如何に貢献し

てきたかの概要を報告Lた.師事;はここに、 今桂ます

ます、このような足の外科に関する国際的学荷主毘が

行われ、そして、それが本邦における足部荘思の研究

や治曜の礎となることを切望する主酷である。

謝辞

以上、本請で並べた平成z年l止の国際学栴究流のー

酷1;1:;I~肱 2 年度神師会研究助成金により行われたこ と

に対し、 こ、に神絹告に謝意を虫します。

品、 X、Prof.R. Mannを調紹介くださ旬、又、終

拍御指導を酷いた神戸大学医学部藍醇外科腕姻和志

教授に需謝いたします。

ー 145.-


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