飯塚繁雄(代表)
お話:「家族連絡会」
横田 滋 横田早紀江
天満敦子(ヴァイオリン)
司会:池辺晋一郎(作曲家)
寺島夕紗子(ソプラノ)
Stan
islav Bu
nin
2012年7月1日(日)14:00開演横浜みなとみらいホールSunday 1 July, 2012 2:00 p.m. at Yokohama Minato Mirai Hall
出演者: スタニスラフ・ブーニン(ピアノ) ベルリン交響楽団(指揮:リオール・シャンバダール) 天満敦子(ヴァイオリン) 寺島夕紗子(ソプラノ) 洗足学園音楽大学女性合唱団 司会:池辺晋一郎 お話:「家族連絡会」 飯塚繁雄 横田滋 横田早紀江 スタニスラフ・ブーニン(通訳)蔵原順子
ご予約・お問い合わせ神奈川芸術協会 045-453-5080 http://www.kanagawa-geikyo.com日本アーティストチケットセンター 03-3944-9999 http://www.nipponartists.jp横浜みなとみらいホールチケットセンター 045-682-2000/チケットぴあ 0570-02-9999〔Pコード155-590〕ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード36604〕/e+(イープラス)http://eplus.jp/CNプレイガイド 0570-08-9990※やむをえない事情により、曲目・出演者の一部が変更となる場合があります。予めご了承ください。
料金 S13,000円/A10,000円/B7,000円/C5,000円/学生4,000円 ※収益金は「家族会」の活動の為に寄付されます。※学生席は神奈川芸術協会のみで販売。
主 催:「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」を支援するコンサート実行委員会後 援:神奈川県、横浜市、川崎市、財団法人ハーモニー・フォー・ピース協 力:横浜みなとみらいホール/洗足学園音楽大学/EMIミュージック・ジャパン ピアノフォルティ株式会社/カンパニー・ボナテラ運 営:神奈川芸術協会/日本アーティスト
Lior ShambadalLior Shambadal
Berliner Symphoniker
「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」を支援するコンサート
東急東横線=みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩3分
モーツァルト アヴェ・ヴェルム・コルプス W.A.Mozart Ave Verum Corpus K.618
バッハ/グノー アヴェ・マリア J.S.Bach/C.F.Gounod Ave Maria
シューマン 流浪の民 R.Schumann Zigeunerleben Op.29-No.3
ドヴォルザーク 我が母の教え給いし歌 A.Dvořák Songs My Mother Taught Op.55-No.4
ポルムベスク 望郷のバラード C.Porumbescu Balada
ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」 L.v.Beethoven Symphony No. 5 in C minor, Op.67
シューマン ピアノ協奏曲 R.Schumann Piano Concerto in A minor, Op.54
とどけよう心、音楽で
■ ベルリン交響楽団 Berliner Symphoniker ベルリン交響楽団は、現在ではベルリン・フィル、ベルリン放送交響楽団やドイツ交響楽団と並び、ベルリンにおけるトップクラスのオーケストラのひとつと考えられている。1966年、当時の西ベルリンで、東のドイツ交響楽団に相対するオーケストラとして設立された。ほどなくベルリン市民に愛される貴重な音楽団体へと発展した。そのレベルの高さは、2004年まで、ベルリン・フィル以外でベルリン・フィルハーモニーホールにおいて定期演奏会を持つ、唯一のオーケストラであったことからも窺い知ることができる。 ■ 指揮:リオール・シャンバダール Lior Shambadal 幼い頃よりヴィオラ、作曲、指揮を学ぶ。その後、ウィーンでハンス・スワロフスキー、イタリアではフランコ・フェラーラ、カルロ・マリア・ジュリーニ各氏に師事する。1980年には、イスラエルのハイファ交響楽団の首席指揮者、1993年ドイツのカイザースラウテルン歌劇場の音楽総監督に就任。1997年からはベルリン交響楽団の首席指揮者となり、ベルリンでの音楽祭は勿論のこと、ロンドン・プロムス、エディンバラ、フランダース、カイロなど世界の主要な音楽祭に出演している。ここ数年は、フィレンツェ五月祭管弦楽団、イスラエル・フィル、フェニーチェ歌劇場に客演指揮者として招かれている。 ■ ヴァイオリン:天満敦子 Atsuko Tenma 東京芸術大学大学院修了。海野義雄、故レオニード・コーガンらに師事。在学中に日本音楽コンクール第1位、ロン=ティボー国際コンクール特別銀賞等を受賞。以来、国際的に活躍中。1993年にルーマニアの作曲家ポルムベスクの「望郷のバラード」を日本に紹介。クラシック界異例の大ヒットとなる。CD〈日本のうた〉アルバム「ねむの木の子守歌」が第47回日本レコード大賞企画賞を受賞。その後の数多くのCDがいずれも好評を得てロングセラーとなっている。テレビ、ラジオの出演も多く、天衣無縫、個性溢れる語り口とステージにおける強烈な自己投入が、広く人々から愛されている。東邦音楽大学大学院教授。 ■ ソプラノ:寺島夕紗子 Yusako Terashima 東京芸術大学大学院修了。文化庁在外研修員としてスペインに留学。第23回フランス音楽コンクール第1位。第8回日仏声楽コンクール第2位入賞。リサイタルではスペインを中心とした民族音楽のプログラムが注目されている。父・寺島尚彦作「さとうきび畑」、「緑陰-こかげ-」(フォンテック)のCDはともに好評を博している。NHKテレビ「そして歌は誕生した」、同FMラジオ「名曲リサイタル」はじめ、日本全国のテレビ、ラジオ番組等メディアにも数多く出演。「英国祭98」オフィシャルコンサートに招待されるなど、海外でも高い評価を受けている。このほかエッセイ集「ざわわさとうきび畑~寺島尚彦緑いろのエッセイ(琉球新報社)」を出版。これを機に雑誌や書籍などへの執筆活動も行っている。洗足学園音楽大学講師。
■ ピアノ:スタニスラフ・ブーニン Stanislav Bunin 1985年衝撃のショパンコンクール優勝から早くも25年が経過、以来この間の彼の歩みは驚嘆すべきものであった。翌年に初来日した時のブーニンフィーバーは空前絶後の社会現象となり、チケットが入手出来ない聴衆の為に国技館で演奏会を開く等、次々と開催されたコンサートで短期間に100万人以上の人々が彼の演奏に耳を傾け感動を共にした。1988年には世界を驚かせた電撃的な旧ソ連からの亡命など、数多の苦難の歴史を乗り切り、強靭な精神をもって21世紀の巨匠として大きく成長してきた。ザルツブルク音楽祭・ルツェルン国際音楽祭といった著名な音楽祭への参加はもとより、ベルリン・フィル、ロンドン・フィル、フランス国立管、ボストン響等世界中のオーケストラとも共演してきた。又ショパン没後150年には全8回に及ぶショパンチクルスに意欲的に挑み、各国で絶賛。ヨーロッパにおける演奏も高く評価され、イタリアからはムーティー、アバド又ピアニストではミケランジェリ以来の“Viottid’Oro”賞を受賞している。1988年から東芝
EMI(現EMIミュージック・ジャパン)と専属契約を結び今日までに、バッハでのゴールドディスクを含め10枚以上のCDを録音、その全てが高い評価を受けている。洗足学園音楽大学の客員教授なども歴任、巨匠リヒテル等を育てた祖父ゲンリッヒ・ネイガウス、父スタニスラフ・ネイガウスの教授法を後世に伝えるべく後進の指導にも当っている。
-ご挨拶- 25年前に旧ソ連から亡命したブーニン、自らの長く辛い経験を通じ、彼の自由への希求は、平和な国で育った我々日本人以上のものがあります。滞在中に見聞きする拉致事件に心を痛め、ここ数年全く救出の目処の立たないニュースに憤りさえ感じております。この度、新たな進展を求め多くの方々への更なるメッセージになればと、めぐみさんも愛唱したシューマンの「流浪の民」、又シューマンのピアノ協奏曲やベートーヴェンの「運命」などを、ベルリン交響楽団、寺島夕紗子、天満敦子氏等の協力を得、「家族会」を支援するコンサートを開催させて頂く運びとなりました。家族会の皆様のご努力に多少でもお役にたてれば一同この上ない喜びであります。是非多くの皆さまにご賛同ご支援賜りますようお願い申し上げます。
「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」を支援するコンサート実行委員会
-愛しい家族の奪還のために- 私たちの家族が北朝鮮に拉致されて、もう30数年の月日が流れてしまいました。当時、家族の愛に包まれながら、平凡な生活を営んでおりましたが、その温かい家庭が突然崩壊されてしまったのです。何の罪もない人達を、その命を自国の利益のためだけに連れ去っていく非道極まりない北朝鮮当局に対し、私たち家族は最大級の怒りをもち続けています。そして当の被害者たちは、人生の大切な時期を奪われ、あの過酷な環境に今も監禁され続けております。国民の皆様もこの実態を理解すれば、すべての方が早く助け出さなければと、怒りの声をあげて戴けると思います。 この北朝鮮による拉致の実態は、早くから日本政府も解っていながら、国民を助け出す具体的な動きをしてこなかったことは、非常に残念なことです。今やこの問題に対する国民の世論も高まり、それを受けて日本政府も拉致対策本部を設置し、あらゆる方面から解決の方法を模索し、実行の動きが見え初めてきたところです。しかしながら、政局の不安定、とりまく問題が山積している中、拉致問題が隅に追いやられることを懸念しています。今大事なのは、政府、各議会、地方自治体、全国にあるサポート団体、そして多くの国民の皆様の一体となった活動です。そしてこの動きが北朝鮮に対し強いメッセージになり、あらゆる制裁を含め交渉時の強いカードとなると考えます。 今回、ブーニン氏の暖かいお気持ちを受けながら、ひとときの癒しを頂きまして、ありがとうございます。愛する家族を一刻でも早くこの日本に帰国させるために、皆様のご支援を受けながら、更なる活動をつづけてゆきます。
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 代表 飯塚繁雄
〒105-0023 東京都港区芝浦1-13-10