山梨大学 浜松医科大学 北里大学 昭和大学 聖マリアンナ医科大学 医師キャリア形成センター 2011/5/6 発行

5May｜2011

今月のレポート大学通信イベント案内特集お知らせ

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あなたの医師キャリアアップをサポートします

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Vol. 012

浜松医科大学医学部附属病院 瀧川 病院長インタビュー～ 高度医療人養成事業について伺いました ～

目次

中間評価では「B」評価でしたが、どのようにお考えですか。

浜松医科大学は、名古屋大学を中心とする７大学連携と山梨大学を中心とする５大学連携に参加していますが、山梨大学を中心とするグループでは、これまでにも冠動脈インターべンション技術講習会、腹腔鏡実技講習会(外科・泌尿器科・産婦人科)、マイクロサージャリー技術講習会、キャバダーダイゼクション講習会、女性医師シンポジウム等多くを企画実行されており、文部科学省はこれらの点を評価したものと思います。

本事業はあと2年間補助が予定されていますが。

先般の報告書では、人的交流が行われていないことがマイナス要因であるとも指摘されており、今後各大学間で相互交流を行うことが必要ではないかと考えています。それにより更に上の評価が得られるのではないでしょうか。

浜松医科大学で何かお考えの企画がありますか。

浜松医科大学、山梨大学の病院長はいずれも皮膚科であり、昭和大学の前病院長の飯島先生も皮膚科が専門分野でした。皮膚科関連のものが開催できればと考えています。

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その他福島第一原発の放射線除染の問題についても分かりやすく解説頂きました。

以上、聖マリアンナ医科大学関・阿部、昭和大学本阿弥・福井の4名でお話を伺いました。

この事業に望まれることがあればお聞かせ下さい。

今年度は北里大学で女性医師シンポジウム、昭和大学で腹腔鏡講習会、聖マリアンナ医科大学で冠動脈インターべンション技術講習会が開催されると伺っており、各大学がそれぞれの得意分野のものを行うのが良いと思います。浜松医科大学としても出来得る限り協力したいと考えています。

山梨大学

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第４回北里ＥＵＳトレーニングコース開催

平成２３年 6／18 １２：００～１７：００

＜開催場所＞ 北里大学東病院 内視鏡室

＜内容＞【オリエンテーション】講義『EUSの描出のコツ』(仮) (コンベックス)北里大学東病院 木田光広先生

【特別講演】『EUS-FNAのコツ、および現況と今後の発展』(仮)大阪府立成人病センター 蘆田玲子先生

【ライブデモ】EUS-FNA (４例～５例程度)

(講義の内容をライブで解説致します。)【ハンズオン】描出・穿刺ファントムによるハンズオントレーニング(２グループにわかれて実施予定)

土

問い合わせ先：北里大学病院キャリア形成センター 小川大志神奈川県相模原市南区北里1-15-1Tel: 042-778-9034 / Fax: 042-778-9371E-mail: career04@kitasato-u.ac.jp

山梨大学 整形外科では、１月１７日から２週に１回の割合で勉強会を行っています。

この勉強会は整形外科的疾患のスタンダードな診断、治療法について検討する会です。

4月より大学内での救急業務を研修医の皆さんも含めて行うこととなり、整形外科的疾患に出くわすことも多くなるでしょう。そんなときにあわてないよう、一歩先に進んだ知識を得たいという方は是非ご参加ください。学生・研修医・医師・看護師問わず、どなたでも参加できます。

最新の薬についての情報の後、ビデオを見ながら説明を行う予定です。★軽食なども用意しています★----------------------------------------------日程 月曜日（２週ごと） ２０：００～場所 整形外科第４医局

５月 ９日 整形外科診察手技シリーズ（膝）５月２３日 整形外科診察手技シリーズ（腰）６月 ６日 上肢外傷の保存療法

----------------------------------------------案内はメルマガでも配信しています。----------------------------------------------ご質問や不明な点などありましたら、下記までご連絡ください。整形外科 高山（PHS ６２６４）、佐藤信（PHS ６５４１）

事務担当者会議にたまたま代理出席し

たのが運の尽き、それ以降多くの講習会

で活躍しているのが今回登場の昭和大学

本阿弥敬一係長です。

グリーンの靴がトレードマークで、フット

ワークの軽さと抜群の気配りでこれまでの

多くのイベントを支えており、もはやこの連

携事業には欠くことのできない存在となっ

ています。

日常といえば・・・。

昭和大学旗の台キャンパス臨床研修センターに勤務、附属４病院の臨床研修に関する

業務を一手に仕切っており、粘り強い交渉力で厚生労働省の担当者も一目置く存在と聞い

ております。

私はこの事業を通じて３年ほど前に知り合いましたが、何よりも「宴会好き」・「ひとが好

き」という共通項があり、声がかかれば雨にも負けず風にも負けずの精神でどこにでも出か

けています。氏の礼節を重んじる心には共感する点も多く、「昭和の研修センターは本阿弥

さんが屋台骨を支えている」と感じざるを得ません。

先般の中間評価で「女性医師シンポジウム」が特色ある事業として評価されましたが、こ

れを仕切ったのは本阿弥さんであり、これからも事業の推進役としてご尽力願いたいと思

います。

聖マリアンナ医科大学病院臨床研修センター 参事 関 喜代司

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ヒポクラテスの木

ギリシャ本土の東に広がるエーゲ海に、大小多数の島があります。そのうち、トルコの西岸に沿って密集している島々の中に、コス島があります。こじんまりした細長い島で、その東の端にコス市があります。これが島の中心で、その一角の広場に巨大なスズカケノキ（Platanus orientalis L.）があります。この巨木は、いつの頃からか「ヒポクラテスの木」と呼ばれています。コス島の名が世界に知られているのは、世界の医学の祖ヒポクラテス（紀元

前約460ー約370）が生まれた島だからです。ヒポクラテスは医学を含むいろいろの学問を修めてから、ギリシャ本土で医療を行い、後またこのコス島に戻って医学を教えました。そのヒポクラテスがこのスズカケノキの下で医学生に教えたので、「ヒポクラテスの木」と呼ぶのだと言われています。（ヒポクラテスの会設立趣意書から）昭和52年（1977年）は日本赤十字社創立百年に当たり、その機会に同社はギ

リシャ赤十字を通じて、ヒポクラテスの木の種子多数と若木数本を贈られました。これは、日本赤十字社に移植されてものの中から昭和57年に同社から本学に贈られたものです。

昭和58年7月 浜松医科大学長 吉利 和

名古屋大学での業務打ち合わせ前に浜松で途中下車、浜松医科大学を訪問して瀧川病院長に本事業についてご意見を伺う機会を頂きましたが、その際に同大学病院の駐車スペースの脇に植えられているヒポクラテスの木を見せて頂きました。

同大学は緑豊かな小高い丘の上にありますが、温暖な気候のせいかすでに芽吹いており、豪快に伸びた枝が青空に向かって茂る姿は見事でした。

これまでに、山梨大学、聖マリアンナ医科大学のヒポクラテスの木を見てきましたが、今回見せて頂いた浜松医科大学のものはまさに「見事な大木」と形容するのが適切であり、ここまで育てられた同大学の努力に敬服しました。

馬場先生にご案内頂きましたが、プレートには昭和57年にこの地に植えられたと記されており、

また当時の学長が吉利 和先生であることを知り、先生を知る世代にとっては懐かしさもありますが、この木も随分と長い道のりを経て今日に至っていると感じました。

瀧川病院長から、ヒポクラテスについて医学部の講義で触れることはあるものの、ヒポクラテスの木がなぜ多くの医学部に植えられているかを知っている学生は少ないとのご指摘もあり、これからもこの事業を通じ啓蒙活動を続けて行きたいと考えています。

聖マリアンナ医科大学 Ｋ．Ｓ

引き続き、連携大学のヒポクラテスの木を特集していく予定です。

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山梨大学医師キャリア形成センター

場所：山梨大学附属病院中央診療棟２階検査部受付前

人は教えることによって、もっともよく学ぶ

FUJIYAMA News ! に記載して欲しい記事、また内容についての要望等ありましたら山梨大学医師キャリア形成センター（E-mail: y-renkei@med.yamanashi.ac.jp）までお願いします。

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この前お正月だったかと思えば、もう春も終りに近づき、もうすぐジメジメ嫌な梅雨になりますね。当事業も新年度を迎え、内部の体制が変わったこともあり、

少々慌ただしい日々を過ごしていました。４月１１日には平成２３年度第１回コーディネーター会議も実施され、今年度の事業予定もほぼ決まり、これから講習会等イベントの実施、専修医のサポートなどに力を注いでいきます。前年度のイベントはほとんど今年度も実施されますので、前回参加できなかった方、ＨＰ、メルマガ等で案内しますので、是非参加してみてください。